【記事】シンポジウム2022総括イベントの開催速報

 34年目となったシンポジウム2022は11月29日開催のTC協会創設30周年総括イベントが11月29日にオンラインライブ形式にて開催されました。関係者込みで参加者114名(ユニーク数)が集いました。3つのセッションにおけるのべ聴講者数合計は222名でした。

 全国区実行委員会議長、関西地区実行委員会によるセッション「【セッション2】データからみるCDシンポジウム2022とTCシンポジウム2022」の投映資料は下記からダウンロードできます。業界動向資料としてお役立てください。

シンポ総括イベント-配布資料221129はこちらから

 セッション別聴講者ピーク数は下記となっています。また参加者の会員非会員の内訳は会員82名、非会員32名でした。
 セッション1:84名 
   シンポジウム2022を総括する~トランスフォーメーションのためのコミュニケーションデザイン~
 セッション2:66名
   データからみるCDシンポジウム2022とTCシンポジウム2022
 セッション3:72名
   製品・サポート情報における解析取り組み実務技術研究会 公開討論

 アンケートには下記のようなご意見が寄せられています(一部。原則として原文のまま掲載)。
 全体に対して:
 ・TC協会に所属していない方も含めた議論が聴講できたこと。数年前のシンポジウムは、トリセツのこと「だけ」考えている人、トリセツの仕事「しか」していない人しか登壇しておらず、視野の狭さが気になっていたため。
 ・事務局の話、アンケート集計がきけてよかったです。

 セッション1に対して:
 ・多様なトリセツについての議論(BtoCの重要性等)、基本的サービス、エクセレントサービスの議論。
 ・エクセレントサービスについて、各社での考察。
 ・情報が多様な形で開示されている現在、正しい情報をいかにユーザーに届けることが難しいというテーマで討議されたところ。また、これからはただ製品マニュアルだけを作ればよい、という認識は通用しないのではないかと考えさせられました。
 ・取説制作の今後も、まだまだいろいろなことをクリアして行く必要があり、常に変化する環境に対応していくことが重要だと感じました。
 ・業界が目指すべき方向を知ることができ、自分たちも同じ方向に向かっていることを再認識できた。
 ・情報の活用ガイドへの集約という内容がこちらでやりたいことに沿っていて動機の維持になった。
 ・テクニカルコミュニケーションとヘルスコミュニケーションの関係、状況、今後について。
 ・ブレッドスミスさんがメインで話していた取説マニュアルについての時間が、私の仕事的には役に立ちましたし、少し幅が広がりました。

 セッション2に対して:
 ・興味を持って眺める。自分の製品を使ってくれるお客様への愛。感度を磨く取り組み。⇒忘れていたことを意識しなおす、いい機会でした。
 ・参加者のアンケートを通じて、テクニカルコミュニケーション業界におけるトレンドを知ることができた。
 ・シンポジウムに携わる方の考えがわかり、また、参加者の求めるものも明らかになり、興味深かった。
 ・聴講者/業界の関心/志向が伺えたこと。企画と聴講者の相関関係がうまくとられていたこと。
 ・今年度のシンポジウムの総括。情報が整理されており、聞きやすかった。シンポジウムと違い、ゆるく現場の話や悩みを話していたので、共感しやすかった。アンケート結果も興味深かった。シンポジウムの運営側の話もしていただけたのも。
 ・非会員の方々の興味の嗜好。
 ・石川さんの「製品への愛があれば、その言葉は信用される」という言葉は、ユーザーにわかりやすい取説(トリセツ)を制作する上での肝だと感じました。

 セッション3に対して:
 ・UA、GA4の違いについて理解が深まりました。
 ・検索キーワードでは、サイト内検索とブラウザーからの検索を分けて考えなければならないことが認識させられた。
 ・新しい視点から、Web解析と担当業務との関連を再認識できた。
 ・UAとGA4の用語の違い、計測方法の違いを実データを用いてご紹介いただいたことです。GA4使い始めたところでしたので、大変勉強になりました。
 ・Web解析に関してはテクニカルな点に目が向きがちだが、どう役立てたいのかとう視点が大事だと改めて認識できた。