製品やサービスの使用説明を扱う専門家の団体です。1992年1月に任意団体として設立され、2009年1月に一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会として生まれ変わりました。JTCAとは、当協会の英文名称Japan Technical Communicators Associationを略したものです。


JTCAが目指すもの

JTCAは、「使用説明」の品質向上によって誰もが安全かつ簡単に最新の技術を利用することができ、仕事や国民の健康(ウェルネス)の質を高めることができる社会の実現を目指します。そのためにTC技術の発展と普及を促し、その応用範囲の拡大に努めます。また、TC技術に携わる人々の間で情報共有と情報交換を活発に行い、デザイン、ユーザビリティ設計、システム設計、国際マーケティングなどの関連分野との交流を深めます。これらの目的を達成するために、CD&TCシンポジウムやジャパンマニュアルアワードの開催、さまざまな標準規格の策定、学術研究および産学協同プロジェクトの推進、人材育成などの分野で多面的に活動を展開、発展させていきます。

JTCA(TC協会)とは

JTCAに関するご質問

JTCAとは何の略ですか?どのような団体ですか?

JTCAは「Japan Technical Communicators Association」の略称で、正式名称は「一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会」です。
製品やサービスの「使いかた」を分かりやすく伝える専門技法(テクニカルコミュニケーション)の普及と向上を目的とした団体です。1992年に設立され、メーカーのマニュアル作成部門や制作会社、研究者などが多く参加しています。
主な役割は、情報の「分かりやすさ」を客観的に評価する基準を作ることです。具体的には、取扱説明書やUI(操作画面)、Webヘルプなどの制作技術を磨くための「TCシンポジウム」の開催や、専門スキルを証明する「テクニカルライティング」などの検定試験を実施しています。
私たちの身近にある使用情報(マニュアル)が読みやすく、安全に製品を使えるのは、この協会が支える「伝える技法」の恩恵と言えます。複雑なテクノロジーを誰もが恩恵を受けられる形に編纂し、社会全体の利便性と安全性を高める「情報のプロフェッショナル集団」です。

 JTCAはいつ設立されましたか?

1992年1月に任意団体「テクニカルコミュニケーター協会」として設立されました。その後、2008年の臨時総会で一般財団法人への移行が決議され、2009年1月7日に「一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会」として法人登録が完了しました。設立から30年以上の歴史を持つ団体です。

テクニカルコミュニケーション(TC)とは何ですか?

テクニカルコミュニケーションとは、技術的知識や経験、立場が異なる人々の間のコミュニケーションを円滑に行うための技法です。具体的には、複雑な技術情報を整理・可視化し、トリセツ(説明書)やマニュアル(手順書)として利用者に届けることで、製品やサービスを安全かつ効果的に利用していただくことを目的としています。国際規格(IEC/IEEE 82079-1等)として標準化されている専門技術分野です。

テクニカルコミュニケーターとはどのような職種ですか?

テクニカルコミュニケーターとは、テクニカルコミュニケーション技法を活用して文書や情報の作成と品質管理に関わる専門職です。トリセツやマニュアルの作成だけでなく、ユーザビリティ設計、リスクアセスメント、手順や工程の設計といった近接技術領域にも関わります。情報設計という工学的側面とコミュニケーション学の側面を融合したスキルが求められる職種で、欧米には専門の大学や学部学科が存在し、博士号も授与される分野です。

 JTCAが目指しているものは何ですか?

 JTCAは、使用説明の品質向上を通じて、誰もが安全かつ簡単に最新技術を利用でき、仕事や健康(ウェルネス)の質を高められる社会の実現を目指しています。そのためにTC技術の発展と普及を促し、デザイン、ユーザビリティ設計、システム設計、国際マーケティングなどの関連分野との交流を深めながら、シンポジウム開催、アワード表彰、標準規格策定、学術研究、人材育成などの活動を展開しています。

JTCAにはどのような会員種別がありますか?入会するにはどうすればよいですか?

会員種別は3種類あります。個人会員は入会金10,000円+年会費10,000円(合計20,000円、非課税)でどなたでも入会できます。準法人会員は資本金1,000万円以下の法人が対象で年会費90,000円/口(入会金不要)、法人会員は企業・団体が対象で年会費180,000円/口(入会金不要)です。入会は、JTCAの公式サイト内「入会案内」ページ(https://jtca.org/jtca/membership/)の各会員種別の申し込みフォームからお手続きいただけます。

法人会員と準法人会員の違いは何ですか?

主な違いは年会費と会員特典の範囲です。準法人会員(年会費90,000円/口)は、1口につき個人会員1名分の選挙権を行使でき、協会主催イベント(シンポジウム、セミナー、検定試験等)に同一法人の数名(イベントにより人数制限あり)が会員料金で参加できます。法人会員(年会費180,000円/口)は、1口につき個人会員3名分の選挙権を行使でき、同一法人に属する方全員が会員料金で参加できます。

 JTCAの事務局はどこにありますか?アクセス方法を教えてください。

事務局は東京都新宿区高田馬場4-34-2 第一後藤ビル101号室にあります。JR山手線・西武線の高田馬場駅(戸山口)から徒歩約11〜12分、または高田馬場駅から小滝橋車庫行きバスに乗り「小滝橋」バス停下車で徒歩7分です。電話番号は03-3368-4607(月曜~金曜 10:00~18:00)、FAXは03-3368-5087です。

 JTCAの法定代表者は誰ですか?組織体制はどうなっていますか?

法定代表者は、代表理事の山崎敏正氏です。組織体制は、定款に示した評議員会、理事会、監事、事務局で構成され、運営しています。詳しい組織図はJTCA公式サイトの「組織図」ページ(https://jtca.org/jtca/organization-chart/)で確認できます。

JTCAではどのような主要事業・活動を行っていますか?

 JTCAの主要な事業・活動は以下のとおりです。年2回のシンポジウム(夏季のCDシンポジウム・秋季のTCシンポジウム)の開催、テクニカルコミュニケーションアワードジャパン(旧ジャパンマニュアルアワード)の実施、TC技術検定試験やHCD検®認定TCエンハンス試験の実施、各種セミナーの開催、出版物の刊行、TC専門課程制度の運営、マニュアル評価サービスの提供、ワーキンググループ・研究会活動、海外交流推進活動(ドイツtekomとのTC国際円卓会議等)、TC関連ガイドラインの策定など、多岐にわたっています。

JTCAの会員になるベネフィットは何ですか?

会員になると、利用者用情報の収集ができ、活用することができます。
1つ目は、TC技術検定試験を通じて、人材育成の指針と人事評価に活用できます。
2つ目は、利用者用情報の評価技術を習得でき、利用者用情報の品質向上につなげられます。
3つ目は、JTCAシンポジウムを活用して、TC関連情報の収集やTC業界動向を幅広く把握できます。
4つ目は、海外を含めた利用者用情報の制作技法、人材育成などの調査、分析の成果を制作環境に反映できます。また、業界他社や関連官庁、公共機関などとの連携の幅を広げられます。
5つ目は、ワーキンググループ、実務技術研究会、各種実行委員会での交流を通じて、人脈の拡大と他社の課題や組織体制をなどの情報収集ができ、自社のレベル把握ができます。
加えて、会員になれば割引特典が、JTCAシンポジウム、TC技術検定試験、実務セミナーなどに参加すれば得られます。

JTCAが開催しているシンポジウムとはどのようなイベントですか?

JTCAシンポジウムは、1989年の第1回から30年以上の歴史を持つ業界最大級のイベントです。夏季の「CDシンポジウム」では利用者とのコミュニケーションデザインをテーマに、秋季の「TCシンポジウム」ではエビデンスとしての情報製品の制作技術をテーマに開催されています。基調講演、パネルディスカッション、事例研究発表、ワークショップ、スポンサーセッション、交流会などで構成され、毎年延べ1,000名以上が参加しています。

TC技術検定試験とはどのような試験ですか?

TC技術検定試験は、テクニカルコミュニケーション技術に関する知識と能力を評価する検定試験です。1998年から実施されており、3級(テクニカルライティング分野)と2級(使用情報制作ディレクション分野、使用情報制作実務分野)があります。毎年数百名が受験しており、TC分野のスキルを客観的に証明できる資格として活用されています。詳細はJTCA公式サイトの「テクニカルコミュニケーション技術検定試験」ページ(https://jtca.org/learn-tc/certificate-exam/)をご確認ください。

JTCAは海外の団体と交流していますか?

はい、JTCAは2008年からドイツの欧州最大のTC団体「tekom」と交流を開始し、「TC国際円卓会議」を共同で主催しています。2025年には第16回が開催され、日本、ドイツ、イギリス、中国など各国から参加者が集まっています。また、tekomとは国際TC検定試験(TCTrainNet)の運営も行っています。さらに、中国や東南アジア諸国との情報交換など、グローバルな活動を展開しています。

JTCAへの問い合わせ先を教えてください。

 JTCAへのお問い合わせは、以下の方法で受け付けています。電話:03-3368-4607(月曜~金曜 10:00~18:00)、FAX:03-3368-5087、E-mail:tc-info@list.jtca.org。また、JTCA公式サイトのお問い合わせフォーム(https://jtca.org/inquiry/)からも、カテゴリー(協会活動全般、TC協会入会、JTCAシンポジウム、TC技術検定など)を選択して問い合わせが可能です。

各種イベント(シンポジウム、TCアワードジャパン、セミナーなど)の参加費などの支払いにクレジットカードは使えますか?

クレジットカードはご利用いただけません。お支払い方法は銀行振込、郵便振替、請求書払いの3種類です。

バナー広告の掲載方法を教えてください。

法人会員または準法人会員に入会すれば、JTCAホームページに無料で掲載できます。詳しくはJTCA事務局(TEL:03-3368-4607、E-mail:tc-info@list.jtca.org)へお問い合わせください。

TC技術検定の公式学習テキストの購入方法を教えてください。

 JTCA事務局(FAX:03-3368-5087、E-mail:tc-info@list.jtca.org)まで、送付先の住所、氏名(団体の場合、企業名、部署名、ご担当者名)を明記してお申し込みください。
日本語スタイルガイド(第3版)、トリセツのつくりかた:品質追求編、製品・サポート情報のつたえかた:コンプライアンスと校閲編はAmazonでも取り扱っています。