パナソニック コネクト株式会社 溶接プロセス事業部の小松 智と申します。本年のTCシンポジウムの議長を担当します。どうぞよろしくお願いします。

この原稿を書いている4月中旬はイラン情勢での先行き不透明さから原油高が起こり、この先どうなるのかという状況です。また長期的にみると、コロナ禍の中から急速に普及した在宅勤務やリモートワーク、さらに働き方改革や多様性の時代と我々を取り巻く環境は急速に変化してきています。我々も時代の変化に乗り遅れず、ついて行かねばなりません。

我々テクニカルコミュニケーターの役割は、正しい情報を正しく読み手に伝えることであり、相手の理解を得るため短い文章で、メリハリのある文章が要求されます。また誤解のない文章が必要です。(一財)テクニカルコミュニケーター協会が発行している「日本語スタイルガイド」は、日本語のルールブックだと思っています。例えば、サッカーだと、ボールがゴールに入れば得点になりますが、キーパーがボールをかきだした場合線上のどこまで入っていればゴールになるかの細かいところまで一般には知られていません(正解は、ゴールラインをボールが完全に越えた場合ゴールとなります)。日本語も同じでそれぞれの生まれ育った環境で日本語の使い方が微妙に異なります。それぞれが自分の考えで「普通こうだろう」と言ってしまえば、けんかになりかねません。書き手と読み手の間に共通のルールが必要です。

私とTCシンポジウムとの関わりは14年前まで遡ります。TCシンポジウムに出席予定だった自部署の社員が風邪でお休みし、TCシンポジウムの申し込みは払い戻しが利かないので、勿体ないと思い、代わりに出席したのがきっかけです。それまで自己流で取説を書いてきた私には「こんなわかりやすい書き方があるのか」や「こんな楽なやり方があるのか」と目からウロコがぼろぼろと落ちたことを覚えています。

本年のTCシンポジウムもみなさんの目からウロコが落ちるようなセッションを準備してお待ちしております。お忙しいとは思いますが、ぜひご都合をつけてご参加ください。

JTCAシンポジウム 2026 関西地区実行委員会 議長
パナソニック コネクト株式会社
小松 智

本年のテーマは「温故創新2026 ~次のTCを築こう~」です。これまで関西弁バージョンが3年続いたので、本年は関西弁を使いませんでした。私は生まれも育ちも大阪なので、てんどんは3回まで(小さなボケを3回繰り返して大きな笑いに変えるお笑いの手法)の法則に準じて、3回でやめました。
「温故知新」では知るだけになってしまうので、ことを起こす「創新」にしています。
委員長方針の過去の事例に習うことと、過去を変えると改ざんになってしまうので未来(これからをどうしたいか)を議論したい私(議長)の思いとを両立しています。
2026と付けたのは本年改めて議論したいとの思いをこめました。

マラソンで後ろを振り返ってばかりだと早く走れません。後ろを振り返らず突っ走ることが大事ですが、本年のシンポジウムでは、いったん立ち止まって今までの自分を振り返る機会にしていただきたいと思います。リアル開催ですので物理的に職場から離れて、過去を振り返ってこれから自分はどの方向に進むべきかを考える機会にしていただければ、幸いです。



期間:2026年10月7日(水)~ 9日(金)
会場:京都市「京都リサーチパーク」で対面開催
   〒600-8813 京都市下京区中堂寺南町134
参加料金:

種類会員(非課税)非会員(消費税込)学生(消費税込)
参加のみ17,000 円29,700 円3,300円
ワークショップ券(1セッションごと)13,000 円28,600円3,300円

*ワークショップに参加ご希望の方は、1セッションごとに追加料金がかかります。
*学生の方は1日有効入場券です。ご不明点は下記へお問い合わせください。
  一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会 事務局
  TEL 03-3368-4607  e-mail : tc-info@list.jtca.org

TCシンポジウム2026交流会

名刺交換交流タイムで多くの人とつながりましょう!
交流会のみのご参加も大歓迎です。


日時 :2026年10月7日(水) 17:30~19:30
会場 :京都リサーチパーク 東地区 1階 アトリウム
参加料金:TCシンポジウム2026参加 5,000円
     交流会のみ参加 6,000円
*交流会会場ではお申し込みいただけません。事前に申し込みフォームからお申し込みください。

名刺交換交流タイムの流れ

交流会でつながりの時間を設けました。紹介をご希望の方は、申し込みフォームの備考欄に「紹介OK」とお呼びするお名前(会社名)をご入力ください。当日、進行役がお呼びしますので手を振って応えてください。短く自己紹介もOKです。つながる相手を見つけたら名刺交換交流タイムスタートです。新たな趣向を凝らした演出で、CDシンポジウム2026の交流会でご紹介した方も再登録お待ちしております。


TCシンポジウム2026交流会のご案内(PDF)

TCシンポジウム2026セッション一覧

パネルディスカッション

2026年10月7日(水)

26-TC02【パネルディスカッション】 国際規格を活用した翻訳しやすい文書作成(2026.8.24更新)
26-TC03【パネルディスカッション】 テクニカルコミュニケーターの推し本、大集合! ~みんなで楽しむTCビブリオバトル~(2026.9.3更新)
26-TC11【パネルディスカッション】 技術情報の読解力 ~どう育てる読解力、どう作る技術情報~(2026.9.19更新)

2026年10月8日(木)

26-TC01【パネルディスカッション】 AI時代のトリセツの未来(2026.8.24更新)
26-TC04【パネルディスカッション】 生成AI活用の『理想と現実』を埋めるシナプス・スクエア ~現場の悩みとエキスパートの知見が交差する双方向ダイアログ~(2026.9.17更新)
26-TC17【パネルディスカッション】 AI時代、TCは何を受け継ぎ、何を変えるのか ~温故創新から考える、AIエージェント時代の情報設計~(2026.9.8更新)
26-TC23【パネルディスカッション】 TCが拓く組織の未来 ~業務ロジックの構造化から知の資産化へ~(2026.8.24更新)

2026年10月9日(金)

26-TC09【パネルディスカッション】 TCカフェWEST2026 ~聴講者参加型パネルディスカッション~(2026.8.21更新)
26-TC12【パネルディスカッション】 トリセツ改善:お客さまの声、関連部門の声をどう活かしてる? ~みんなと本音で語り合う150分~(2026.8.21更新)
26-TC16【パネルディスカッション】 オンラインガイドへのアクセス情報を活用する手段とは?(2026.8.21更新)
26-TC20【パネルディスカッション】 コミュニケーションをエンジニアリング ~作り手と使い手をつなげるのは私たち~(2026.8.21更新)
26-TC21【パネルディスカッション】 「SNS・AIネイティブ世代」に、どう伝えるか ~日本と海外のZ世代から考える、これからのコミュニケーション~(2026.9.25更新)
26-TC25【パネルディスカッション】 義務教育とトリセツで実現する安全な家庭 (2026.9.17新)
26-TC26【パネルディスカッション】 概念情報の役割と具体例 (2026.9.25更新)
26-TC29【パネルディスカッション】 業務マニュアル制作とユーザー向け取説制作の学び合い ~そこにAIはどう活用され得るか?~(2026.8.21更新)

スポンサーセッション

2026年10月7日(水)

26-SP01【スポンサーセッション】 (株)川村インターナショナル LDX Hubによる知識基盤の再構築(2026.9.1更新)
26-SP03【スポンサーセッション】 デジタル総合印刷(株) ⽂章校正⽀援ツールのご紹介 (2026.8.21更新)
26-SP04【スポンサーセッション】 (株)サイバーテック マニュアルCMSとドキュメント配信ポータルでDXPを実現! ~既存コンテンツもそのまま使える、安心・安全の純国産システムによるパーソナライズド配信~(2026.8.26更新)
26-SP05【スポンサーセッション】 アイ・ディー・エー(株) トピック指向CMS「MadCap」のご紹介 ~デスクトップアプリ、ブラウザ版アプリ、AI連携など~(2026.8.24更新)
26-SP08【スポンサーセッション】 アルゴノスジャパン合同会社 社内知の温故創新 ~蓄積された技術知識をAIで再発見し、新たな価値を創出~ (2026.9.15更新)
26-SP10【スポンサーセッション】 IXIASOFT株式会社 AI時代のコンテンツ戦略~AIに正しく理解させるコンテンツ基盤の作り方~ (2026.9.14更新)

事例研究発表

2026年10月7日(水)

26-TC51【事例研究発表】 AIを活用したマニュアル作成支援(2026.8.24更新)
26-TC52【事例研究発表】 テクニカルライティングとプレインランゲージとの比較対照 ~関係性把握の試み~(2026.8.24更新)
26-TC53【事例研究発表】 国際標準AAS/iiRDSがもたらす技術文書の「データIC化」と半導体設計・製造連携 ~確定論的ナレッジグラフによるマルチサプライヤー仕様検証と後工程連携~(2026.8.21更新)
26-TC54【事例研究発表】 生成AI時代の取説にメタ情報は必要なのか ~つくりなおし不要で実現する、メーカーがとどけたい情報のとどけ方~(2026.8.14更新)
26-TC59【事例研究発表】 高精度用語集適用システム ~翻訳済み訳文への用語集適⽤~(2026.8.14更新)
26-TC60【事例研究発表】 生成AIによる訳文自動修正 ~翻訳品質の改善ループとその精度~(2026.8.14更新)
26-TC61【事例研究発表】 生成AI時代の取説をどう検証するか ~情報適用性を見極めるTCイノベーション~(2026.8.12更新)

2026年10月8日(木)

26-TC56【事例研究発表】 媒体の違いが使用説明に及ぼす影響の予備的検討(2026.8.14更新)
26-TC57【事例研究発表】 家電製品の類似度評定(2026.8.14更新)
26-TC58【事例研究発表】 生成Ai評価を加えた取扱説明書の改善工程実例(2026.8.14更新)

2026年10月9日(金)

26-TC55【事例研究発表】 なぜAI製マニュアルはイケてない? ~Webマニュアル制作を変えるナレッジの渡し方~(2026.8.14更新)