26-CD14【特別セッション】
情報設計からはじめるテクニカルライティング講座
~人間と生成AIの双方に伝わるドキュメントのつくり方~(2026.6.26更新)
セッション時間 CDシンポ2026 8月27日(木)10:00-12:30
対象とする聴講者
テクニカルライティングを学びたい方や指導する立場の方。
セッションの企画意図と概要
マニュアルに限らず、報告書、企画書といった「ドキュメント」を対象に、伝える情報を適切に整理し文章に落とし込んでいくためのテクニックを解説します。 本講座では、生成AI時代におけるドキュメントの役割を踏まえ、人間と生成AIの双方にとってわかりやすく、かつ検索性の高い情報を設計するための手法を解説します。「生成AI時代におけるドキュメントの役割」「情報の適切な整理と構造化」「検索性を高めるアウトライン作成」「人間と生成AIに正しく伝えるための文章作成」の4つのテーマに分け、それぞれのステップでワークを挟みながら進めていきます。
講義のポイント
1.生成AI時代により重要になるドキュメント
生成AI時代のドキュメントの役割を確認し、人間と生成AIの双方にとってわかりやすいドキュメントに求められる要素を俯瞰します。
・「ユーザビリティの高いドキュメント」に求められる要素
・生成AI時代にドキュメントに求められる役割
・人間と生成AIの読み方の違い
2.情報の適切な整理と構造化の手法
テーマの階層構造を理解し、複雑な情報を整理して伝えていくための構造化のポイントを学びます。
・複雑な情報を階層構造に落とし込んで整理する手法
・生成AIが情報を正しく検索・処理しやすいチャンク(情報の塊)を意識した構造化
3.わかりやすさ・探しやすさを担保するアウトラインの作成
わかりやすさ・探しやすさのためのアウトラインの重要性を再確認し、整理した情報をドキュメントの構成に落とし込むためのポイントを学びます。
・ドキュメントの階層構造の理解
・「自己完結性」と「論理的明快さ」を担保するための見出しとパラグラフの役割
・生成AIの文脈理解を最適化し検索性を高める見出しの付け方
・パラグラフの組み立て
4.人間と生成AIの双方に「正しく」伝えるための文章作成
テキストがチャンクとして切り出された場合にも生成AIが正確に意味を解釈できる、論理的な文の作成手法を学びます。
・主語・述語・目的語の明示
・文脈依存の表現の排除
・係り受けの明確化
・用語と表現の統一
定員
20名
セッションの資料
資料はセッション開催前日までに公開いたします。
講師
仲田 尚央 (株)SmartHR
プロフィール
テクニカルライター、UXライター。主にソフトウェアのUIテキストやドキュメント(マニュアル、リリースノートやテクニカルドキュメントなど)を書くことを専門とする。また、それらのローカライズにも携わる。
サイボウズでテクニカルライター、ローカライズ部門のマネージャーを務めたのち、SmartHRでUXライターとして活動する。本業の傍らで、企業や学生向けにテクニカルライティングのセミナーを実施。Developers Summit 2023 アワード受賞。都立産業技術高等専門学校 非常勤講師。著書に『エンジニアが一生困らない ドキュメント作成の基本』『ヘルプサイトの作り方』がある。
企画担当
細田 達幸 シンポジウム専門委員会
三宅 早智 (株)インターネットイニシアティブ
薮木 祐人 (株)バッファロー
