25-TC43【パネルディスカッション】
テクニカルコミュニケーターの未来をつくるHCD
~モノからコトへ、経験から裏付けへ。次の一歩を踏み出すため~(2025.9.5更新)

セッション時間 TCシンポ2025 10月9日(木)14:00-16::30

対象とする聴講者

 次世代テクラカルコミュニケーターの育成に関わる方
 利用者用情報の管理プロセスに関わる方
 利用者用情報の評価に関わる方
 テクニカルコミュニケーションのこれからの職域に関心のある方

セッションの企画意図と概要

 モノからコトへと提供価値の主軸は変わりました。デジタル知識とツールの普及によって、利用者の製品、サービス、情報への接し方も大きく変化しています。これに呼応するように法令や規格の要求も高度化し、テクニカルコミュニケーターに求められる役割は拡張し続けています。しかし、過去の経験や従来の手法だけでは、利用者の期待に応える情報アーキテクチャの設計、利用者用情報のデザインと作成、さらには次世代の担い手育成に対応できません。
 そこで注目すべきがHCD(人間中心デザイン)です。HCDは単なる設計手法ではなく、利用者の立場から物事を捉え、裏付けをもって「安心」を届けるための基本的な考え方=マインドです。本セッションでは、テクニカルコミュニケーターがHCDをなぜ理解すべきなのかを出発点に、下記について議論します。
・これからのテクニカルコミュニケーション、テクニカルコミュニケーターをどう捉え直すべきか
・HCDとはどのようなもので、実務にどのように役立つのか
・生成AIによってテクニカルコミュニケーションにおけるUIとUXはどのように変わるのか

 本セッションは基調講演とコンテキストを共有し、具体的な行動へと話題を進めます。ぜひ合わせて聴講ください。

当日の資料

コーディネーター

安西 敬介 Nudge Experience(合)

パネリスト

伊東 昌子 (一社)人間中心社会共創機構
岡 謙治 Web Designing(マイナビ出版)
黒田 聡 (一財)テクニカルコミュニケーター協会

企画担当

中原 司郎 (一財)テクニカルコミュニケーター協会