CD22 【協会発表】経済安全保障 ~技術流出の防止に向けて~(2024.8.9更新)
セッション時間 8月28日(水)11:30-12:30
セッションの企画意図と概要
本セッションは、警視庁からTC協会に経済安全保障について、最近の状況を発信する機会の提供依頼がありました。CDシンポジウムが適切な機会であると判断して、国会や社会で話題となっている経済安全保障リスクはどのようなもので、求められる対応を技術情報に絞って解説いただきます。また、後半にはTC業界として取り組むべきことなどを質疑応答形式で実施します。皆さまからの質問もお受けいたします。
本セッションの概要は次の通りです。
●経済安全保障をめぐる情勢
我が国には、規模の大小を問わず、様々な産業分野において、先端技術に関する情報を保有する企業が多数存在しており、これらの企業が保有する技術情報等の中には軍事用途に転用可能なものもあります。こうした技術情報等が国外に流出した場合、企業や研究機関の国際競争力が低下するだけでなく、我が国の安全保障上重大な影響が生じかねません。
●技術情報等の流出防止に向けた取組
警察では、技術情報等の流出を効果的に防止するため、取締りを強化するとともに、アウトリーチ活動等を通じて企業・研究機関の自主的な技術流出防止対策を支援しています。
技術流出に関して、お悩みやお困り事のほか、不審点等お気づきのことがあれば、些細なことでも遠慮なく警察にご相談ください。
添付している資料に情勢や事例などを紹介した動画コンテンツを紹介しています。
当日の資料
無し。
発表者
山崎 敏正(司会) JTCA
徳田 直樹 JTCA
警視庁経済安全保障に関するプロジェクトチーム
企画担当
JTCA理事会