【K34】[特別セッション]「こんなトリセツあったらいいな!」を見える化、図解しよう (2022.9.1更新)

セッション時間 10月7日(金) 10:00 – 12:30

対象とする聴講者

ディレクター、テクニカルライター、イラストレーター

セッションの企画意図と概要

能の世阿弥が、演者は自分の視点で見るのではなく観客の立場で自分の姿を見ること、つまり客観的な視点を持つことが大事と「離見の見」を唱えています。
今年のTCシンポジウムの基調講演を託された学研プラスの西川寛さんの個性的な切り口でつくられた図鑑は、ベストセラー、ロングセラーになっています。その視点はまさに「離見の見」。構造や原理の図解は読者にもっと知りたいという興味を駆り立て、西川さんの危険生物の図鑑は、「危険」を人間の側から見るのではなく、生き残りや子孫を残すための工夫として武器を備えているんだという視点に立っていて、単なる『危険=怖い』から生物に対して正しい理解が見えてきます。

今回のセッションでは、設計者や製造者側からではなく、使う側に立ったらどうなのか、相手の気持ちに寄り添った視点で、これまでのトリセツ制作プロセスの枠から大きくはみ出した「こんなトリセツあったらいいな!」を考えます。いろいろなモノから見たり、またはモノを擬人化させることで理解が深くなったり、コミュニケーションがうまく取れるようになります。議論だけでは何だかよく見えない理想論に終始してしまいます。相手を納得させるために、見える化、図解しながら学び合いましょう。

ほぼ毎日つかう次の家電、皆さんならどんな視点のトリセツにしますか?
すべてを言う必要はありません。何に注目し、どこをクローズアップするか、相手を引きつけるために、図鑑的アプローチの柔らか頭で考えてみてください。
1、洗濯機
2、温水洗浄便座
3、オーブントースター
※セッション当日、上記のいずれかのトリセツ案の図解やアイデアを持ち寄ると、他の方と考え方との違いや気づきの共有などより充実した学びになります。
もし用意が出来てなくても大丈夫。今日はいつもの場所から離れて積極的にご参加ください。

当日の資料

ダウンロード資料はございません。当日、会場でお渡しした資料のみとなります。

発表者

木村博之

企画担当

清水義孝 (株)クレステック

アンケート

●TCシンポジウム全体に関するアンケート
全体アンケートに一度でも回答された方は2回目以降の入力は不要です。

全体アンケート

全体に関するアンケートのQRコードは下記です。

●セッションに関するアンケート

セッションに関するアンケート

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