使用情報を書くときにまず重要なのは「何を伝えるか」である。しかし、伝えたいことが適切に定義できたとしても、
伝えるべき内容を文章にしたとき、ライティング技術の未熟さによってそれが正しく伝わらないようでは元も子もない。
一方、日本語は語順の自由度が高かったり、コンテキスト依存型で文の主格や対格などを含めお互いに了解してい
ることは言わなかったりなど、一文多義になりやすい。つまり意図が正しく伝わりにくい要素をその表現技法の中に内
包している。
そこでこのセミナーでは、一文一義になっていない(つまり一文多義の) 文例を見てその原因を知り、リライト演習
を行うことで、伝えたいことを正しく伝える作文技術、一文一義の文を書く技術の習得を目指す。
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