FrameMakerによるトリセツのつくりかた
～ユーザーが求める情報がすぐに見つかる製品サポート情報の作り方とは～
TC 協会では、人材育成支援活動の一環として、制作ツールを提供している会員企業様と連携して製品・サポート
情報関連文書に特化した制作環境とその運用技術に関する学習機会を提供しています。今回はアドビ株式会社などに
ご協力をいただき、表題の講習会を開催します。
セミナー詳細
【セミナー骨子】
IEC/IEEE 82079-1:2019 によって、製品サポート情報を紙媒体で製品同梱で提供する要件は必須ではなくなりまし
た。しかし、製品サポート情報を単にPDF 化・HTML 化しただけではユーザーの利便性向上にはなりません。情報
閲覧デバイスの主体はスマートフォンになっているからです。そこで、ユーザーが求める情報を抽出してスマートフォ
ンで閲覧しやすくするしかけが必要になります。
本セミナーでは、情報の要求と配信における国際動向を見据え、必要な時に必要な情報だけを抽出できるよう
にすることでどのような成果を得られるのかを示すと共に、ユーザーが要求する情報を届けやすくするために
FrameMaker で可能な対処例を示します。
今回はZoom オンラインライブ配信での開催となります。配布資料は開催前日までにTC 協会から電子データを配
布させていただきます。
■第１部 情報の要求と配信に関する国際標準の動き 13 時30 分～ 14 時00 分（30 分）
・メタ情報の標準化の動き
・製品の使用情報に関するメタ情報
・メタ情報に関する共通の語彙
（質問入力兼休憩 5 分程度）
■第２部 目的とする情報を見つけ出せるしくみと効果 14 時05 分～ 14 時35 分（30 分）
・目的別にコンテンツを配信する効果
- エンドユーザー視点
- 情報提供者視点
・目的別にコンテンツを配信するしくみ
- コンテンツの管理
- コンテンツの配信
・メタ情報の役割とメタ情報の管理
- 目的から見たメタ情報の使い方
- メタ情報の管理に必要とされる機能
（質問入力兼休憩 5 分程度）
■第３部 FrameMaker で実現する方法 14 時40 分～ 15 時40 分（60 分）
・Google 検索で効果的にヒットするために必要な構造化データ
・必要な時に必要な情報だけを抜き出しやすくする作り方
・切り取られた情報だけで判断されることに備える作り方
（質問入力兼休憩 5 分程度）
■第４部 質疑応答 15 時45 分～ 16 時30 分（45 分）
・FrameMaker に対する質問
・セッション内容に関する質問など
＊本セッションの内容およびFrameMaker に関して確認したい事柄がございましたら、参加申し込みフォームの「質問事項欄」にご入力ください。
【企画協力】
アドビ株式会社、株式会社情報システムエンジニアリング
【対象者】
・新しいビジネスツールとしてのコンテンツ利用に興味を抱く方々
・テクニカルコミュニケーション業務のアウトカムの質的転換に興味を抱く方々
・製品サポート情報プロジェクトマネージャー
・マニュアル制作担当者、部門責任者
・デジタルアセットの活用に興味を抱く方々
【主催】
一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会
【司会・講師】
黒田 聡 一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会 評議員／
製品・サポート情報における解析取り組み実務技術研究会 主査
【講師】
仁村 一利 アドビ株式会社
若林 夏樹 株式会社情報システムエンジニアリング
若山 陽介 株式会社情報システムエンジニアリング
【日時 / アクセス方法】
2024 年 6 月 25 日（火）13 時 30 分 ～ 16 時 30 分「Zoom ウェビナー」形式にて実施します。
資料および Zoom ウェビナー用の URL は申し込まれた方に事前に配信します。
※アクセス可能時間：10 分前の 13 時 20 分から指定された URL にアクセス可能
【受講料】
事前登録必要、参加料金：無料 定員 ( 100 名 ) になり次第締切。
【参加お申し込み方法】（受付は終了しました）
【主催・お問い合せ先】
一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会 事務局
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-34-2 第一後藤ビル101 号室
TEL 03-3368-4607 e-mail：tc-info@list.jtca.org