TC 協会では、人材育成支援活動の一環として、制作ツールを提供している会員企業様と連携して製品・サポート
情報関連文書に特化した制作環境とその運用技術に関する学習機会を提供しています。今回はアドビ株式会社などに
ご協力をいただき、表題の講習会を開催します。

【セミナー骨子】
 製品サポート情報を新しいビジネスツールとして活かす取り組みが求められる今、シングルソースの主目的は、類
似製品データ再利用から多様な媒体へのマルチパブリッシングへと移りつつあります。本講座では、コスト面での合
理化という方向だけでなく、業績への積極的な貢献、新しいコンテンツサービスとしての提供効果を考察し、実施に
あたって直面するであろう課題の共有、投資対効果への理解を深めます。また、情報発信局面で用いるWeb CMS で
のアクセス解析に基づき、情報作成局面で用いられるCCMS / DAM(デジタルアセット管理システム)との連携運
用を実現するメタデータ管理の導入にも言及します。
 本講座は、欧米で広がりつつある事例を参考にして、これまで実施してきたFrameMake 特別セミナーで採り上げ
てきた話題を、対象を広げつつ深掘りして実施します。トリセツ(取扱説明書)の企画、作成、および工程や品質管
理に関わる方はぜひご参加ください。

■第1部 13 時30 分~ 14 時30 分(60 分)
1 トリセツを再定義する(用途拡張、製品ライフサイクル追随)
2 テクニカルコンテンツへの投資対効果を再定義する
3 新しいビジネスツールとしての製品サポート情報のあり方を共有する

■第2部 14 時35 分~ 15 時35 分(60 分)
4 具体的アプローチ パーソナライズ
5 具体的アプローチ FrameMaker を含むAdobe ソリューションを用いた例示
6 実施する際に直面するであろう課題を共有する

■第3部 15 時40 分~ 16 時30 分(50 分)
7 テクニカルコミュニケーターの担うべき役割を考える
8 質疑応答

【日時/アクセス方法】2023年12月1日(金) 13 時 30 分 ~ 16 時 30 分 Zoomウェビナー形式にて実施します。
【受講料】事前登録必要、参加料金:無料