TC 協会では、人材育成支援活動の一環として、制作ツールを提供している会員企業様と連携して製品・サポート
情報関連文書に特化した制作環境とその運用技術に関する学習機会を提供しています。今回はアドビ株式会社などに
ご協力をいただき、表題の講習会を開催します。
【セミナー骨子】
製品・サポート情報のコンテンツをWeb 向けに活用するためには、いかにして効率よく作成するかとともに、い
かにして届けるかが重要です。
これまで、テクニカルコミュニケーターはコンテンツの効率的作成に注力してノウハウを蓄積してきました。しか
し、生成AI の業務への適用が検討されるなかでは、これからのテクニカルコミュニケーターが担う役割として「い
かに届けるか」という評価軸を担当業務として取り込んでいく必要があります。本講座では、FrameMaker での取説
作成から、Web 向けコンテンツをシングルソース志向を維持して作る方法と合わせて、このデータをWebCMS に取
り込むまでプロセスを具体的に取り上げます。
今回はZoom オンラインライブ配信での開催となります。配布資料は開催前日までにTC 協会から電子データを配
布させていただきます。
■第1部 Web 向けコンテンツの課題 13 時30 分~ 14 時15 分(45 分)
・必要としている利用者に届いているのかが分からない
・コンテンツの有用性の評価のしかたが分からない
・PDF との併用で業務負担が増える
など
(質問入力兼休憩 5 分程度)
■第2部 課題解決のためのアプローチ 14 時20 分~ 15 時05 分(45 分)
・他部門、担当との連携、役割分担
・テクニカルコミュニケーターの担う役割
(質問入力兼休憩 5 分程度)
■第3部 書き出しからWebCMS への引き渡しまで 15 時10 分~ 16 時15 分(65 分)
・Web への展開を考慮した作り方
・FrameMaker ファイルの仕組み理解
・各種書式設定
・Web 向けコンテンツの書き出し方
・書き出すファイルの種類
・Web 公開用コンテンツの書き出し設定
・WebCMS への取り込み方
・ワードプレスを題材にした取り込み手順
・取り込みにあたっての注意点、必要な加工など
■第4部 質疑応答 16 時15 分~ 16 時30 分(15 分)
(質問入力兼休憩 5 分程度)
* 本セッションの内容およびFrameMaker に関して確認したい事柄がございましたら申込書の「質問事項欄」にご
記入ください。
【企画協力】
アドビ株式会社、株式会社情報システムエンジニアリング
【対象者】
・新しいビジネスツールとしてのコンテンツ利用に興味を抱く方々
・テクニカルコミュニケーション業務のアウトカムの質的転換に興味を抱く方々
・製品サポート情報プロジェクトマネージャー
・マニュアル制作担当者、部門責任者
・デジタルアセットの活用に興味を抱く方々
【主催】
一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会
【司会・講師】
黒田 聡 一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会 評議員/
製品・サポート情報における解析取り組み実務技術研究会 主査
【講師】
仁村 一利 アドビ株式会社
若山 陽介 株式会社情報システムエンジニアリング
【日時/ アクセス方法】
2024 年 3 月 26 日(火) 13 時 30 分 ~ 16 時 30 分「 Zoom ウェビナー」形式にて実施します。
資料および Zoom ウェビナー用の URL は申し込まれた方に事前に配信します。
※アクセス可能時間:10 分前の 13 時 20 分から指定された URL にアクセス可能
【受講料】
事前登録必要、参加料金:無料 定員( 100 名) になり次第締切。