TCシンポジウム2010プログラム詳細

TCシンポジウム2010【京都開催】のプログラムを最新情報に更新しました。修正箇所は、以下の通りです。

時間割の変更

  • 協会発表03「スマートフォン・携帯・電子情報端末は、取扱情報をどう変えるか?」が。10月8日15時30分開始となりました。
  • 事例・研究発表03「コンプレックス・ドキュメント」のライフサイクルにわたる管理手法」が発表者都合により、中止となりました。

パネリストの追加、変更

  • パネル06「テキストマイニングや最新検索技術を製品情報発信に活用する」では、 パネリストに(株)ソルトルックス氏家真氏が加わりまし た
  • パネル12「これからの紙マニュアル ~過去、現在から今後の紙マニュアルを考える~」では、(株)東芝OAコンサルタント老松啓子氏に代わり、(財)日本消費者協会、原田由里氏がパネリスト となりました。
  • 協会発表04「TCの視点から見たDITA」は、発表者に天野薫氏が加わりました。また、東京開催と一部内容が異なります。東京開催の発表を一歩発展させて、CMSとDITAの関係に言及します。

ご挨拶

岸 学 (テクニカルコミュニケーター協会 会長)

近年、高等学校の入学試験問題で、日本語リスニング試験が行われてきています。英語ではありません。日本語です。話を聞く力の低下が指摘され、その指導不足が叫ばれている中で、国語教育での新たな流れになっていくようです。

日常生活では、圧倒的多数の情報は、文字や映像や図表を媒体にして視覚から入力されます。情報の発信も、やはり、それらの媒体が主流といえましょう。話や説明を聞き、人に話すという活動は、情報伝達の効率が悪く、軽視されてきているのだと思います。

しかし、視覚を通じたやりとりの優位性には、その背景に「情報は多く伝わるのが善だ」という価値観があります。その結果、人間では処理し切れない程の情報が流れ、その中に埋没していくのみ、という状況が生まれています。皆がそろそろ価値観の崩壊を意識しはじめているのではないでしょうか。
的確に話を聞くには、話されている情報の本質や鍵概念を、的確に、かつオンラインで把握しなければなりません。的確に話すには、情報を、相手に合わせて、的確に、かつオンラインで加工し、音声化しなければなりません。どちらも大変高度な技能が必要なのですが、そこで取り交わされる情報は、まさに濃密で豊かなものであるはずです。そして、情報のやりとりをライブで味わうことができるのです。

今回のテクニカルコミュニケーションシンポジウムのテーマは、「情報ライブ感!聞いて考え、語ってつなぐ」です。実にタイムリーなテーマ設定であると思っております。「読む・書く」活動に関係することばがテーマから消えたのは初めてかもしれません。

ご参加の皆様の活発な意見交換を期待しております。

伊藤 順喜(TCシンポジウム2010 実行委員会委員長)

富士ゼロックスアドバンストテクノロジー株式会社 取締役専務執行役員

TCシンポジウムは今年で22回目を迎えます。ここ数年は、今までの「トリセツ」の枠を超えた新ステージへの取り組みを実施してきました。さて2010年は「情報ライブ感! 聞いて考え、語ってつなぐ」をテーマに、使用説明情報にスポットをあてて取り組んでみました。

使用説明情報の目的とは何でしょうか?開発の人たちがさまざまな機能を開発し、商品に盛り込んでおります(機能の作りこみ)。お客様はその機能を使い、自分のやりたいことができたときに、その効能(価値)を実感します。お客様にその効能を実感していただくために、使用説明情報が大切になってきます。つまり「機能を効能に」かえるために、使用説明情報をわかりやすくお客様に提供することが、我々の役割であると考えます。

今までの使用説明情報は、メーカーからの取扱説明書(公式情報)が主体でしたが、なかなか読んでもらえない、読んでもどうしたらいいのかわからないなど、いろいろな問題を抱えており、十分に効能を実感していただくまでには至っていませんでした。そんな中、新しい動きが起きはじめてきました。今まで「クチコミ」といわれていた、魅力のある情報(ユーザーの生の声)だけれども、ごく限られた範囲でしか伝わらなかったものが、今まさにネットを介して全世界に発信されてきています。

今まで一方的に受身だったお客様が、自らの体験や使用感を発信するようになってきました。

メーカーからの一方的な情報提供から、ユーザー側も情報を受発信するようになり、まさに情報を介して、メーカー、ユーザーが一体となった情報の世界(情報ライブ感)ができつつあります。お客様が商品を使う現場を”情報”という視点でとらえ直し、お客様への効能の提供のために、 何をすべきかを共に考え、そして実行に移していきたいと思います。

山崎 敏正(TCシンポジウム2010 関西開催実行委員会委員長)

パナソニック(株) TC協会 評議員

関西地区でのシンポジウム開催は、今回で12年目を迎え、京都での開催は3回目となります。本年は、参加者からのアンケートで希望の多い、2日間の開催、基調講演の実施およびプログラム数の増加にチャレンジしましたので、TC関連に携わる方々の情報交流の場として活用していただければ幸いと思っています。

そこで、今回のTCシンポジウムの全体テーマである"情報ライブ感! 聞いて考え、語ってつなぐ"を議論するために8本のパネルディスカッションを用意しています。そのうち、京都開催の独自プログラムとして、昨年の続編として「サービスマニュアル」にスポットを当てたものおよび「工業用機械等の使用説明書」の2本をテーマに取り上げています。また、東京開催プログラムを関西向けに凝縮・選択し、TC協会発表、事例・研究発表、特別セッション、TC関連商品紹介および日本マニュアルコンテストの入賞事例展示などを取りそろえております。

さらに交流の場として定着している交流会も初日に実施しますので奮ってご参加ください。「TCシンポジウム京都開催」が熱気あふれる盛り上がりとなるように関係者一同頑張りたいと思います。皆様のご参加を心よりお待ちしています。

TCシンポジウム2010 in Kyoto【京都開催】

全体プログラムTCシンポジウム2010 in Kyoto【京都開催】 時間割(PDF)基調講演今年の基調講演者は、久保 雅義(くぼ まさよし)氏×小山 薫堂(こやま くんどう)氏です

パネルディスカッション(1セッション150分×7)テクニカルコミュニケーションを広く捉え、旬な話題、制作などに関する技術動向、業界動向について討論するセッションです。

特別セッション(1セッション150分×4)ライティング、編集デザイン、UI関連、制作ツール・管理など、実務経験者講師による実践的なセッションです。

事例・研究発表(1セッション60分×5)TC分野または関連分野の業務に携わる方々やその研究をされている方々多数の発表応募をお待ちいたします。商品やソリューションの紹介を中心とした発表につきましては「TC関連商品紹介」の発表応募でお願いいたします。

商品紹介(1セッション60分×5)TC分野または関連分野のアプリケーションソフト、ソリューション、ツール、システムを販売されているベンダーの方から、利用事例や商品の紹介をしていただきます。

TCシンポジウム2010 in Tokyo【東京開催】

全体プログラムTCシンポジウム2010 in Tokyo【東京開催】 時間割(PDF)基調講演今年の基調講演者は、原 研哉(はら けんや)氏×山中 俊治(やまなか しゅんじ)氏です

パネルディスカッション(1セッション150分×12)テクニカルコミュニケーションを広く捉え、旬な話題、制作などに関する技術動向、業界動向について討論するセッションです。

特別セッション(1セッション150分×9)ライティング、編集デザイン、UI関連、制作ツール・管理など、実務経験者講師による実践的なセッションです。

協会発表/事例・研究発表(1セッション60分×9)TC分野または関連分野の業務に携わる方々やその研究をされている方々多数の発表応募をお待ちいたします。商品やソリューションの紹介を中心とした発表につきましては「TC関連商品紹介」の発表応募でお願いいたします。

商品紹介(1セッション60分×9)TC分野または関連分野のアプリケーションソフト、ソリューション、ツール、システムを販売されているベンダーの方から、利用事例や商品の紹介をしていただきます。