25-TC42【ミニセッション】
デジタルネイティブ世代に響くマニュアルとは
~学生賞受賞会社が語る~(2025.9.22更新)

セッション時間:10月9日(木)11:30-12:30

対象とする聴講者

・ジャパンマニュアルアワード(JMA)への応募を検討されている方
・ジャパンマニュアルアワード(JMA)審査活動に興味のある方 審査活動に参加してみたい方

セッションの企画意図と概要

ジャパンマニュアルアワードにおける「学生賞」は、大学生による審査を通じて選出される部門です。
2019年度にトライアルとして始まり、2020年度はコロナ禍の影響で中止となりましたが、2021年度より正式に運用が開始されました。
学生審査は、従来の審査視点に新たな観点を加えるとともに、応募者や審査員にとって有益なコメントを提供することで、高い評価を得ています。
2025年度は、テクニカルコミュニケーション(TC)に隣接する領域を研究対象とする以下の3つの大学研究室に審査協力を依頼しました。

 7月8日:常葉大学
 7月9日:神奈川大学
 7月10日:千葉工業大学

これらの学生審査の結果を総合的に評価し、「学生賞」が決定されます。若い視点からの鋭い洞察と率直なフィードバックが、マニュアル制作の未来に新たな可能性をもたらしています。

ジャパンマニュアルアワード2025の学生賞は、カシオ計算機株式会社のAIペットロボット「Moflin」の取扱説明書 でした。
この作品は、製品の世界観と一体化したデザインがデジタルネイティブ世代である学生に共感を呼びました。その親近感を呼びやすい表現などが高く評価され、まさに「学生らしい賞」として話題になりました。
そこで、受賞した本マニュアルのご担当者をパネリストにお招きし、その制作の裏側に迫ります。
第一部では、製品コンセプトとそれを体現したマニュアルの全体像について、ご担当者自ら解説いただきます。
第二部のインタビューでは、学生審査で寄せられた評価の声を切り口に、制作背景を深掘りします。従来のテクニカルライティングの枠を超えた表現、製品との一体感を生むためのデザイン、そして動画の活用法まで、具体的な取り組みを紐解いていきます。
さらに、制作現場でのご苦労なども伺いながら、これからのマニュアル制作の新たなヒントを探ります。

当日の資料

発表者

ジャパンマニュアルアワード学生賞 受賞会社様
ジャパンマニュアルアワード2025実行委員会
ジャパンマニュアルアワード2025実行委員会 産業機器分科会
ジャパンマニュアルアワード委員会

企画担当

ジャパンマニュアルアワード2025実行委員会
ジャパンマニュアルアワード2025実行委員会 産業機器分科会
ジャパンマニュアルアワード委員会