25-TC26【ワークショップ】
基礎から実践まで学べる「なぜなぜ分析」の進め方
~講師の取説制作と品質部門の二刀流の経験から品質強化と業務改善の進め方を学ぼう~(2025.9.5更新)

セッション時間 TCシンポ2025 10月10日(金)14:00-16:30

対象とする聴講者

なぜなぜ分析の基礎を学びたい方
なぜなぜ分析の実際の進め方を学びたい方
業務手順やしくみを見直して業務改善をしたい方

セッションの企画意図と概要

なぜなぜ分析とは、問題の再発を防ぐため「なぜ問題が起こったのか」を繰り返し、根本原因を特定する品質改善手法です。

「なぜなぜ分析」の基礎と実際の進め方を下記の順で説明していきます。

最初に資料とパワーポイントを使った講義形式、そのあとにワークショップを行います。

  • なぜなぜ分析の概要と目的を理解します。
  • 身の回りで起きた問題をもとになぜなぜ分析の進め方を理解します。
  • なぜなぜ分析シートの制作について理解します。

品質問題の事例をもとにグループワークショップを行います。
※ホワイトボードを使って、グループワークをします。パソコンをお持ちの方は演習に使っていただけますが、電源は全員分を確保できません。ご了承ください。(要確認)

前半は、基礎編としてなぜなぜ分析の概要と目的説明し、身の回りで起きた問題を事例に進め方を理解していただきます。

後半は、実践編としてグループワークで品質問題の事例をもとにみなさんと進めていきます。

  • なぜなぜ分析の概要と目的
  • なぜなぜ分析のポイント
  • なぜなぜ分析の進め方
  • なぜなぜ分析シートの制作と実践
  • 品質問題の事例をもとにグループワークショップ

当日の資料

講師

寺田 安夫 JMA実行委員会
コーディネーター:東野 誠 トリセツのトリセツ(株)

プロフィール

寺田 安夫

パナソニックでAV商品のマニュアルの実務担当から組織責任者を21年経験し、制作の立場で「なぜなぜ分析」を自ら実践した。
本社部門では、全社マニュアル行政と標準化の組織責任者を8年経験した。
パナソニックを早期退職し、旧パソナ・パナソニックビジネスサービスの本社部門では、品質推進の組織責任者を5年経験し、品質向上と業務改善に「なぜなぜ分析」が有効であることから全社展開を推進した。
制作と品質推進の二刀流の経験から今回のワークショップを企画・立案し、テクニカルコミュニケーター業界に展開を図る。

東野 誠

トリセツのトリセツ株式会社 代表取締役・情報親方。 1998年以降、制作会社やソフトウェア関連企業において、製造業・サービス業・IT業界など幅広い分野の取扱説明書設計・制作に実務で携わる。単なる情報伝達にとどまらず、ユーザーに「心地よい体験」を提供できるマニュアルを生み出してきた。制作の過程では、誤解やつまずきの要因を掘り下げて改善につなげるために「なぜなぜ分析」を活用。マニュアル品質の向上だけでなく、UXDの観点からも効果的な手法のひとつとしてカスタマージャーニーマップなどに取り入れている。日本マニュアルコンテスト(現JMA)受賞経験を持ち、制作現場で培った実務知見と標準化の視点をあわせ持つ。JTCA法人準会員。『kintone完全マニュアル』共著者。プレゼン製作所パートナー。ラーメンは塩、細麺、無化調派。

企画担当

小松 智 パナソニック コネクト(株)