25-TC18【ワークショップ】
体験して理解するアクセシビリティ(2025.9.12更新)

セッション時間 TCシンポ2025 10月10日(金)14:00-16:30

対象とする聴講者

アクセシビリティに興味はある方、アクセシビリティにどこから取り組んでいいか悩んでいる方

セッションの企画意図と概要

本ワークショップは、視覚情報についてのアクセシビリティを中心に進める。
アクセシビリティについての座学と、実際にアクセスに難があるシチュエーションを聴講者に体験してもらい、アクセシビリティがなぜ必要か、どのようなことを求められているかを理解してもらう。

体験した上で、Webマニュアルについてついての対応方法をグループディスカッションし、自社のWebマニュアルへの取り組みに生かせるようにする。

講義の内容

・目の不自由な方の見え方の多様性と支援技術の紹介
・視覚障害体験グラスでの疑似体験
・視覚障害の"困難さ"の体験を"見やすさ"に結びつける
①疑似体験1:支援技術ONの状態に慣れる
②疑似体験2:アクセシブルでない資料を読む
③疑似体験3:高アクセシビリティ資料を読む

・感想をグループごとに話し合う
・グループごとに解決策を考えてみる
・実践講義とまとめ

●連絡事項

スマートフォンまたはPCをご持参ください。(音声読み上げ・画面拡大体験用)視覚障害体験グラスは主催者側で用意します。

当日の資料

講師

岡本 昇 (株)ナルドニカ
岸本 将志 (同)フロッグワークス

プロフィール

岡本 昇

株式会社ナルドニカ代表取締役
社会福祉法人日本ライトハウスで視覚障害者へのパソコン訓練、就労相談、情報機器の販売やサポートに永年携わる。
2025年4月より、福祉事業所あしたばを開設し、同行援護サービスを提供。
新潟医療福祉大学視機能科学科非常勤講師
NPO法人視覚障害者ヒューマンガイドテクニック・インストラクター協会理事

岸本 将志

1983年に先天性障害による両手指の機能障害と弱視を併発して生まれる。神戸市在住。
209年に医療機器メーカーのプログラマとして主に画面設計を担当。
2012年に独立し合同会社フロッグワークスを設立。障害者向けICT講習、視覚障害者に使いやすいICT機器・福祉用具の販売、Web制作を展開する。
視覚障害者自ら記事の編集を行えるCMSシステムを開発し、複数の視覚障害者支援団体にて導入している。
2016年より兵庫県内の視覚障害者に向けたICT機器の相談窓口の担当を委嘱される。
また、複数の視覚障害者団体にてWebサイト管理などICT関連の実務、視覚障害者のICT活用に関する情報発信を担当している。

企画担当

岡本 浩 (有)ユーザーフレンドリー

企画協力

髙道 陽子 アイ・ディー・エー(株)