25-TC44【パネルディスカッション】
体験とプロセスを結ぶ 3D
~利用者が変わる、テクニカルコミュニケーターも変わる~(2025.9.5更新)

セッション時間:TCシンポ2025 10月9日(木)10:00-12::30

対象とする聴講者

 テクニカルイラスト、動画の作成に関わる方
 利用者用情報の管理プロセスに関わる方
 利用者用情報の評価に関わる方
 テクニカルコミュニケーターのこれからの職域に関心のある方

セッションの企画意図と概要

 モノからコトへと提供価値の主軸が移り、デジタルツールや 3D 技術の普及によって、利用者が製品やサービスに接する体験は大きく変わりつつあります。利用者は 2D のイラストや静的な情報だけでなく、3D による直感的な理解やシミュレーション、体験に基づく学習を当然のように求め始めています。さらに、製品開発や設計のプロセスそのものにも 3Dデータ は組み込まれ、設計データやデジタルツインを活用した情報の一貫性確保と効率化が進んでいます。3D は「利用シーン」と「設計プロセス」の双方に深く入り込み、テクニカルコミュニケーションおよび利用者用情報のあり方を根本から問い直す存在になっています。
 本セッションでは、下記の観点から、利用者が変わるからこそ求められるテクニカルコミュニケーターの新しい役割を議論します。
・利用者側の変化:3D によって拡張される理解と体験のあり方
・プロセス側の変化:設計開発における 3D 活用と利用者用情報の設計への影響
・テクニカルコミュニケーターの変化:体験とプロセスの両面をどう橋渡しするか

 本セッションは基調講演とコンテキストを共有し、具体的な行動へと話題を進めます。ぜひ合わせて聴講ください。

関連情報(CDシンポジウム2025 CD31)

当日の資料

コーディネーター

安西 敬介 Nudge Experience(合)

パネリスト

岡 謙治 Web Designing(マイナビ出版)
久保 拓也 (株)情報システムエンジニアリング
鳥谷 浩志 ラティス・テクノロジー(株)

企画担当

黒田 聡 (一財)テクニカルコミュニケーター協会