TC41 【研究発表】生成AIの不確かさを回避する情報提供手段の提示 ~情報過多を解消し、「正確な情報」を届けるしくみの考察~(2024.10.7更新)
セッション時間
CDシンポジウム:8月27日(火)11:30-12:30
TCシンポジウム:10月9日(水)11:30-12:30
発表の要旨
テクニカルコミュニケーターは、正確な情報を使用者に届けることが求められている。必要なタイミングで必要不可欠な正確な情報を、顧客対応窓口や介護現場等の対面サービスの現場や、装置のメンテナンスや修理作業等のモノを対象とする現場、通常状態へ速やかに原状回復が求められる現場等に届けることで、現場での作業が適切に進められるようになる。
ISE は、人間の情報処理能力の限界に着目して対応がうまくいくように行動変容を促す、独自の情報提供技術を保有する。これらのしくみが実際の現場での作業を適切に進めるために役立てられるのか、大学院等に医療研究者と共に、新規性、実現性、事業性に関するピッチを繰り返し実施し、この情報提供技術の提供価値が、体験価値に繋げられるのか確認した。
本レポートでは、ISE が保有する技術で情報提供手段をどのように実現するのか提示し、生成AI に対して優位性を発揮できる状況を示す。そして、正確な情報が必要な現場において、どのような成果をもたらすのか、ピッチを繰り返し実施した結果を考察し、有効性を確認し今後の展開を展望する。
当日の資料
TCシンポジウム
CDシンポジウム
発表者
若林 夏樹 (株)情報システムエンジニアリング