CD08 【トークセッション】取説を開く暇すら・・ない多忙な現代消費者たち(2024.7.10更新)

セッション時間 8月28日(水)13:00-14:30

対象とする聴講者

読んでほしいけど読まれない。。。そんなジレンマの中で、
現代社会の潮流を知り、これからのトリセツを考えるためのヒントを得たい方

セッションの企画意図と概要

“人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究”を対象にしたノーベル賞のパロディである「イグノーベル賞」。2018年文学賞を受賞したのは「人生はマニュアルを読むには短すぎる(Life Is Too Short to RTFM)」という研究だった。
取扱説明書、契約書、延いては料理のレシピに至るまで我々は、「よくお読みください」と丁寧に書いてあるにも関わらずそれを放棄する。それはなぜか。

消費者は「取説」を読むためにそれを購入した訳ではないからだ。

取扱説明書は安全にその製品を使用する上での注意やその製品の機能を極限まで引き出すことができる方法が書いてある。読めば読むほど使用者にとってのメリットが多くなり、本来ならば使用者は、前のめりになって取扱説明書にかじりつくべきなのだ。
でもそれはあくまでも我々が合理的に動いた場合であり、実際にマニュアルを読んでいるのは3割程度であるという。

本講演では「マニュアルを読む」という行為を消費者側の負担(時間的コスト)と捉え、人々はなぜ時間的コストを削減しタイムパフォーマンスを追求しようとするのか考察する。




人生は本当にマニュアルを読むには短すぎるのでしょうか…。

当日の資料

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なお、パスワードの共有はご遠慮ください。

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モデレーター

増田 怜奈  (株)PFU

スピーカー

廣瀬 涼  (株)ニッセイ基礎研究所

企画担当

織田 康宏  (株)PFU
樋口 剛介  リコークリエイティブサービス(株)