TC29【パネルディスカッション】テクニカルコミュニケーターはCMSに関わる課題とどう向き合うべきか〜作るだけじゃなく、伝えるために活用しよう︕(2023.10.05更新)
セッション時間 10月5日(水)10:00-12:30
対象とする聴講者
セッションの企画意図と概要
JTCAはこれまでWeb Designing誌とタイアップしてCMSに関する理解を深めてきた。2023年は広義のトリセツ*を視野に入れたCMSに目を向ける。
テクニカルコミュニケーターは長年つくる工程を効率化するツールとしてCMSに向き合ってきた。しかし、パソコンからスマートフォンへと情報閲覧デバイスの中心が転換した現在、小さな画素数でも利用しやすいコンパクトな情報を求める傾向が強い。製品同梱の取扱説明書とは異なる媒体モデルも視野に入れる必要がある。この社会要求を前提に、メーカーが伝えたい情報、製品やサービスの利用者が求める情報を、効果的かつ効率よく届けることが求められている。これから利用するCMSはこの新しい要求にも対応していく必要がある。
このセッションでは、Web Designing誌でCMS特集を長年企画編集してきた編集者、提供情報の個別化(パーソナライズ化)を長年追求してきた有識者を中心としつつ、海外で規格化が進められているコンテンツメタデータの公開技術仕様事例の有識者を交え、CMSに関わる課題とどう向き合うべきかを討論する。
【セッションのポイント】
・CMSの変遷の総括。CMSの現在と今後のトレンド
・取扱説明書一辺倒から広義のトリセツ(活用ガイド)への拡大
・届けたい相手に伝えるための仕掛け。個別化(パーソナライズ化)
・個別化(パーソナライズ化)を実現するためのメタデータとその標準化の動向
・作るだけじゃなく、届けて伝えるためにテクニカルコミュニケーターは何をすべきか
・これからのCMS活用
※当日は会場で質問を募り、これを参考にしつつパネルディスカッションを行います。
当日の資料
コーディネーター
黒田 聡 TC協会評議員/製品・サポート情報における解析取り組み実務技術研究会主査
パネリスト
安西 敬介 アドビ(株)
岡 謙治 (株)マイナビ出版 雑誌『Web Designing』誌編集長
若林 夏樹 (株)情報システムエンジニアリング