TC22 【ワークショップ】ペーパーレス化の校正を理解する~紙とデジタルの違いを把握してミスを予防~(2023.9.26更新)

セッション時間 10月6日(金)14:00-16:30

対象とする聴講者

校正・校閲の基本から学びたい人              
改めて校正・校閲の基礎から習得しなおしたい経験者

セッションの企画意図と概要

コロナ禍によるテレワークの普及とともに、業務効率を高めるペーパーレス化が定着されつつある。しかし現場から聞こえてくるのは、ペーパーレス化の課題。画面の校正と紙の校正で仕上がりに違いがあるのはなぜか。画面と紙では、誤字脱字の検出数や内容把握、読みのスピードに大きな差があることが、各種論文の実験結果からわかっている。そこで本セッションでは、紙やパソコン、タブレットなどのデバイスの違いが校正結果に与える影響を解説するとともに、PDFやWEBコンテンツなどメディア別の校正のポイントを解説する。

※本セッションは2019年TCシンポジウム2019【京都開催】の特別セッション『デバイス別、メディア別で異なる校正のポイント~表示媒体の違いを把握して、見落としを防ぐ~』の内容をアップデートした講義内容としている。

・紙・パソコン・タブレットの違いを把握

・画面の校正と紙の校正の違いを比較した実験

・画面校正で注意すべきポイント

・校正で効率の良いデバイスは

定員

30名

当日の資料

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講師

木下 彰二 (有)共同制作社 代表取締役社長

プロフィール

出版社や編集プロダクションの勤務を経て、1995年にフリー校正者として共同制作社に登録。1998年に編集者として同社入社後、校正部を経て2012年より現職。校正者・編集者・制作ディレクターのそれぞれの立場から単行本をはじめ、雑誌、PR誌、カタログ、チラシ、広告などに携わる。 現在、校正・校閲に関する執筆や解説をはじめ、セミナー・企業研修などの講師として東京、名古屋、京都、大阪、福岡などで活動中。校正ミスをリスクマネジメント、ヒューマンエラー、ヒューマンファクターという観点から分析し、対策の提案をしている。

企画担当

山崎 敏正  一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会