TC02 【ワークショップ】テクニカルライティング応用~読み手の体験価値を向上 UXライティング(2023.9.26更新)

セッション時間 10月5日(木)14:00-16:30

対象とする聴講者

読み手の体験価値(UX)を高めるためのライティング技術を学びたい方、UXライティングの最新事例を知りたい方
上記のような方を指導する立場の経験者。

セッションの企画意図と概要

簡潔かつ、明快に書く、テクニカルライティングの基本をベースに、さらにユーザー(読み手)の体験価値を高めるためのライティング技術を取り上げます。クラウドサービスやスマートフォンアプリなど、画面に表示するメッセージや文字をどのように書くのか、UXライティングの基本を説明します。
また、UXライティングを実践するネット企業の画面の事例をもとに、読み手の行動につながる、共感を高めるライティング技術について分析します。
後半は個人ワークとグループワークを組みあわせて、UXライティングを実践し、相互レビューをする予定です。
※個人ワークとグループワークをします。パソコンをお持ちの方は演習に使っていただけますが、電源は全員分を確保できません。ご了承ください。

講義の内容

1. 画面を通した読み手とのコミュニケーション
UXライティングとは何か、ネットのサービスが普及し、画面を通してコミュニケーションがどのように変わっているのか、何をポイントにすべきなのかを説明します。サービスデザイン、UXデザインの活用、共通点についても取り上げます。
UXライティングの特徴である、ボイス&トーン、マイクロコピーについて解説します。

2. GAFAM、クラウドサービスの文章表現を分析する
Google、Apple、Facebook、Amazon(法人サービス)、Microsoftの画面を事例として、どのような工夫があるかを共に読み解きます。
読み手の共感を高め、つながる工夫を分析しましょう。

3. 簡潔かつ行動につながる表現で書く(演習・個人ワーク)
UXライティングの基本セオリーを理解したら、資料をもとに画面表現の文章を考えて書きます。
講師が講評します。

4. 共感につながる表現で書く(演習・グループワーク)
読み手の共感を引き出し、親しみや信頼につながる表現を工夫して、グループで文章を改善していきます。
相互にレビューをし、気づいた点を振り返ってまとめます。

#テクニカルライティング応用
#UXライティング

定員

30名(定員になり次第、締め切りさせていただきます)

当日の資料

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講師

高橋 慈子 (株)ハーティネス

プロフィール

高橋慈子(たかはし しげこ)
東京農工大学卒。技術系出版社を経て、テクニカルライターとして独立。
1988年テクニカルコミュニケーションの専門会社 株式会社ハーティネス設立。
同代表取締役。
取扱説明書、ドキュメント部門のコンサルティングおよび人材育成に関わる。
テクニカルライティング、UXライティング研修の企画・実施。
慶應義塾大学・大妻女子大学 非常勤講師。
一般社団法人人間中心社会共創機構 理事。

著作
『技術者のためのテクニカルライティング入門講座』『ビジネスマンのための新教養 UXライティング』共著(翔泳社)

企画担当

細田 達幸(株)ファーマインターナショナル
三宅 早智(株)インターネットイニシアティブ
薮木 祐人(株)バッファロー