TC00【基調講演】メディアのトリセツ ~京都企業900社取材、17年続く長寿番組作りから見えるコミュニケーション術~

セッション時間 10月4日(水)10:00~12:30

対象とする聴講者

講演概要

「京都の世界に通じるオンリーワン技術を持つ企業の魅力をわかりやすく視聴者に伝えたい。」そんな思いで始まったテレビ番組「Kyobiz」(KBS京都TV)は放送開始から17年目を迎えました。毎週、京都企業を取材し続け、その数は900社を超えました。
アナウンサーとしてキャリアをスタートし、記者としても京都のあらゆる分野を取材して、夕方ニュース番組のメインキャスターを経て、経済情報を中心とした報道番組「Kyobiz」を2007年4月に立ち上げました。スポンサー探しから取材、制作、プロデュース、そして出演に至るまで全てに関わり、番組の放送時間は30分から60分、そして現在は90分まで拡大されています。
"ALL for Kyoto"を合言葉に番組作りでこだわってきたのは、「わかりやすさの追求」です。ただ、テレビは「おもしろくない」と視聴者が感じた瞬間にチャンネルを変えられてしまうので、関心を引き続ける必要があります。そこにテレビにおける伝え方のコツがあり、実は、それが、様々なコミュニケーションにも使えるノウハウかもしれません。
現在、キャスター・ジャーナリストとして、テレビ・ラジオの活動の他、京都先端科学大学や同志社大学でも教鞭をとり「サイエンスコミュニケーター」の養成にも取り組んでいる竹内弘一が、「伝えるプロ」の秘密をお伝えします。

当日の資料

※講演内で投影される資料の配布はございません。

講演者

竹内 弘一氏 キャスター・ ジャーナリスト

プロフィール

1977年 大阪府生まれ。
2000年 同志社大学法学部政治学科卒業。KBS京都にアナウンサーとして入社。
2001年 報道部記者を兼務。事件、行政、教育、経済、宗教、大学など幅広く取材。
2007年 京都に特化した経済情報番組「京biz」立ち上げ。
2017年 京ビズシリーズが「京都創造者賞」を受賞。
2018年 社会福祉法人「あだち福祉会」理事就任
2019年 貧困世帯の見守り事業「京都こども宅食プロジェクト」立ち上げ。
2020年 京都商工会議所 企画・広報アドバイザー就任
2021年 京都先端科学大学 総合研究所 特任教授 就任
2022年 同志社大学大学院総合政策科学研究科修了 政策学修士

現在の担当番組
KBS京都 テレビ 「Kyobiz」 毎週金曜 21時00分~22時25分
KBS京都 ラジオ 「竹内弘一のこういっちゃナンですが」 毎週金曜 15時30分~17時00分
Jリーグ京都サンガ実況中継ほか

企画担当

(株)堀場テクノサービス  中 奈美