【T33】[無料]コンシューマーユーズな医療機器等におけるコミュニケーションデザインはどうあるべきか(2022.8.10更新)

セッション時間 8月24日(水) 10:00 - 12:15

対象とする聴講者

 一般の消費者が購入、使用することが想定できる医薬品医療機器等に関わる方
 パブリックヘルス(公衆衛生)や介護介助に用いる機器に関わる方
 一般家庭での使用を想定する医薬品医療機器等に関する取説、ガイドの作成に関わる方

セッションの企画意図と概要

 かつて医療機器は医療者や専門家が医療施設内で取り扱うものでした。しかし、在宅医療が増えるなかで患者自身やその家族が日常運用するこちを想定しなければならない医薬品、医療機器や見守り機器などが増えていきます。これらの機器の運用現場では、メーカー提供の添付文書や取扱説明書を拠り所に運用責任者が業務手順書(活用ガ イド)を作成して実務に当たることが要請されています。情報源としての取扱説明書と、その編集版としての活用ガイド、どちらにも「情報を目的に応じて作り直してつたえる技法」が用いられています。本セッションで は、医療施設外における服薬、バイタルなどの確認、一般家庭での使用が想定されているコンシューマーユーズな機器等におけるコミュニケーションデザインを、薬剤師視点、看護師視点、臨床工学技士視点、教育者視点を交えて討論します。
 このセッションでは、新製品を対象とした新しい取扱説明書の作成ではなく、既存の添付分書や取扱説明書の存在を前提にこれを活用したガイドなどの作成を題材として討論しますが、採り上げる視点は新しい取扱説明書の作成、既存の取扱説明書の改善、業務マニュアルの作成にも役立ちます。


・ポイント
 登壇者の立場
  テクニカルコミュニケーターおよび教育者:黒田 聡
  臨床工学技士および教育者:藤井清孝
  看護師:山本典子
  薬剤師:吉川典子
 1 課題の共有(インシデントの発生、活用されない説明文書、理解の難しい説明)
 2 添付文書や取扱説明書の活用とその限界
 3 運用ガイド(手順説明書)、リマインダーカード(備忘説明)などの加工情報の作成運用の効果と課題
 4 添付文書、取扱説明書、運用ガイド的情報の活用の障壁となっている阻害因子
 5 コンシューマーユーズな医薬品、機器などにおけるコミュニケーションデザインのあり方
 6 今後の取り組みに関する提言
・関連リンク
 後日

#コミュニケーションデザイン #コンシューマーユーズ #ガイド

当日の資料

コーディネーター

黒田 聡 (株)情報システムエンジニアリング

パネリスト

藤井 清孝 臨床工学技士/北里大学医療衛生学部医療工学科臨床工学専攻
山本 典子 看護師/(株)メディディア
吉川 典子 薬剤師/特定非営利活動法人医工連携推進機構

企画担当

中西 義人 シンポジウム2022関西地区実行委員会委員

アンケート

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