本書は、近年大きく変化を続けている「使用説明」の制作環境(提供媒体、伝達内容、制作ツールなど)を反映して、制作に携わる人々が変化に対応し、新しい時代が求める情報を提供するための知識と技術を集大成しています。
TC分野の業務に就く新人や中堅の皆さんにとって、実務の遂行に不可欠な知識を提供するだけでなく、ベテランの制作担当者や管理者の皆さんにとっても、これからの業務に取り組むために必要な知識更新に役立てていただけるものです。
なお、本書はTC技術検定2級使用説明制作実務試験[MP]の受験用ガイドブックとしてもご利用いただけます。
●2級使用情報制作実務試験[MP]を受験の方へ
大区分「5.付帯技術」のうち、中区分「1.コンプライアンス」と「3.標準化と規格」は、内容が改訂されています のでTC協会発行の「製品・サポート情報のつたえかた:コンプライアンスと校閲編」を参照ください。付録1の「関 連法規」は、改正されているものもありますので、「e-Gov法令検索」で最新のものを確認ください。
●TC協会の標準規格を確認ください 「外来語(カタカナ)表記ガイドライン」「PDF 電子校正ガイドライン 」は、ともに第3版に改訂されています。
●TC協会での用語の使い方と解釈を変更しました。
<注>本書では 「コンテクスト」と表記していますが「コンテキスト」と同じ意味で使用しています。なお、TC技術検定も「コンテキスト」で統一しています。
本書の主な内容
第1編 これからの使用説明 | 第1章 使用説明と制作技術 第2章 「使用説明」とは何か 第3章 使用説明の制作実務 第4章 伝達の要となるコンテクスト |
第2編 各制作工程で求められる知識と技能 | 第1章 使用説明の制作工程 第2章 情報アーキテクチャーの設計 第3章 表現設計 第4章 執筆 第5章 作図 第6章 印刷媒体の版下データの作成 第7章 印刷・製本 第8章 画面表示データの作成・組込・配布 |
第3編 複数の制作工程にかかわる知識と技術 | 第1章 カラー表現 第2章 翻訳と多言語展開 第3章 品質管理と保守 |
第4編 制作基盤技術とツール活用 | 第1章 制作基盤とは 第2章 フォントと汎用データフォーマット 第3章 執筆ツール 第4章 作図ツール 第5章 レイアウトツールとオーサリングツール 第6章 翻訳ツール 第7章 校正支援ツール |
第5編 付帯技術 | 第1章 コンプライアンス 第2章 社会的配慮 第3章 標準化と規格 第4章 認知科学 |
付録 | 関連法規 TC技術検定について TC技術検定2級試験例題 |
書籍概要
書名:トリセツのつくりかた:制作実務編
編著者:一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会
ISBN:978-4-902820-05-8
判型・ページ数:A5判 644ページ
価格:6,265円(税込・送料別)
1冊の送料150円(税込)、2冊以上は送料無料。
申し込み方法
メール、FAXのいずれかで、TC協会事務局まで、送付先の住所、氏名(団体の場合、企業名およびご担当者名)を明記してお申し込みください。折り返し、払込取扱票をお送りいたします。入金確認後、書籍をお送りいたします。銀行振込をご希望の方は、その旨お知らせください。
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一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会 事務局
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