使用情報の制作業務におけるディレクションや制作マネジメントを中心とする実務を対象としています。 使用情報の制作をはじめとするTC実務領域において、企画・設計やツールやデータの基盤整備・運用管理などの業務が支障なく遂行できるスキルレベルを認定するものです。
● 2級 使用情報制作ディレクション試験[DR]の試験範囲の一部変更
試験範囲となる技術要素の一部「5.法令と規格」を、「5.コンプライアンスと校閲」に変更し、更新と追加を行いました。使用情報をはじめとする製品・サポート情報の情報発信に対して、義務と責任から、情報発信に関するリスクアセスメント、基本要求、校閲に至るまで「つたえる」を基盤に追加しました。法令に関しては、各国の改定に伴う内容を更新し、新たにアジア・中南米・中近東地域に関する法令を追加しました。
5.コンプライアンスと校閲 | |
製品・サポート情報のつたえかた | |
日本市場における法令 | |
中国市場における法令 | |
EU市場における法令 | |
米国市場における法令 | |
その他地域における法令 |
※2019年7月実施の2級 使用情報ディレクション試験[DR]から、受験参考書(テキスト)が変更になりました。今回の試験範囲の一部変更に伴い、受験参考書は『トリセツのつくりかた:スタンダード編(第1版)』から、『製品・サポート情報のつたえかた:コンプライアンスと校閲編(第1版)』に変わりました。
※全体の内容と区分、技術要素と細目、ウェイト(出題量)とレベル(難易度)の詳細、および例題は、TC協会Webサイトからダウンロードしてください。
2級 使用情報制作ディレクション試験[DR] 試験概要・技術要素の細目・例題
受験資格
- 3級[TW](2010年以降に実施)に合格した方
- 2級[MP](2010年以降に実施)に合格した方
- 会員、非会員を問わず受験できます。
2級 使用情報制作ディレクション試験[DR]で問われる技術水準
技術水準
紙媒体および電子媒体による使用説明制作の全般にわたって、制作管理、工程管理、使用説明の法令や規格などのマネジメント業務を遂行し、企画・構成、表現設計、ツール活用やデータ管理などの基盤整備を支障なく遂行できる知識およびスキルのレベルを認定する。
到達目標
紙媒体および電子媒体による使用説明制作をはじめとするTC の実務領域において、制作管理、工程管理、使用説明の法令や規格などのマネジメント業務、企画・設計などのディレクション業務、ツールやデータの基盤整備・運用管理などの業務が支障なく遂行できるようになる。
技術要素の区分内容
- ディレクション業務と制作工程
・ 使用説明とは
・ ディレクション業務とは
・ 制作工程
・ 制作マネジメント - 情報アーキテクチャー
・ 情報アーキテクチャーの設計
・ 情報収集と分析 - 企画・構成・表現設計
・ 企画
・ 構成
・ 表現設計 - 制作基盤の構築とその運用管理
・ 品質管理と制作基盤構築
・ 使用説明のための制作基盤
・ 制作基盤の運用管理
・ 印刷媒体の制作データの管理
・ 画面表示データの管理
・ 情報の構造化技術 - コンプライアンスと校閲
・製品・サポート情報のつたえかた
・日本市場における法令
・中国市場における法令
・EU市場における法令
・米国市場における法令
・その他地域における法令
受験料(税込)
法人会員・個人会員 18,480円
非会員 28,380円
※個人会員の受験は、本人に限ります。
※主催者側の都合で試験実施が中止となった場合を除き、受講料は返還しません。