【動画】執筆工程の基礎を学ぶ
テクニカルライティング固有の表現術を効果的に伝授するために、JTCAの標準制作工程検討ワークンググループでは、学校で学んできたパラグラフライティングを土台としてテクニカルライティング特有の表現術を追加指導することを試みました。
「ゆとり教育」の弊害とも言われた2003年のPISA(経済協力開発機構が実施する国際学習到達度調査)における読解力急低下を契機として、日本では国語教育の抜本的見直しが行われました。改善を繰り返しながら義務教育低学年から順次適用され、現在は大学教育まで到達しています。これから社会人になる世代は、新しい教育指導要領に基づく読み書き教育を受けています。日本語スタイルガイドに掲載されている表現術の多くを学校で学んできた世代には、伝統的なテクニカルライティング指導方法は必ずしも適切ではないからです。
段落単位での表現術であるパラグラフライティングを表現術の基本として学び直し、これを複数の段落からなる文章群として、さらには文書として束ねる技法をてテクニカルライティングとして追加学習するアプローチを教材に仕立ててみました。これを公開討論として採り上げたシンポジウム2022の収録動画から切り出しました。[2022年12月26日公開]
①テクニカルライターのためのパラグラフライティングとは動画はこちらからご覧いただけます。
②テクニカルライティング基礎動画はこちらからご覧いただけます。
③パラグラフライティングのリライト動画はこちらからご覧いただけます。