テクニカルライターなど、取扱説明書やその他の使用情報の制作実務に携わる人々を対象としています。印刷媒体の使用情報制作を中心に、表現設計から執筆、作図、デリバリーにいたるまでの各工程の業務や、カラー表現、翻訳・多言語展開などの業務を支障なく遂行できるスキルレベルを認定するものです。

受験資格

  • 3級[TW](2010年以降に実施)に合格した方
  • 2級[DR](2010年以降に実施)に合格した方
  • 会員、非会員を問わず受験できます。

2級 使用情報制作実務試験[MP]で問われる技術水準

技術水準

印刷媒体と画面表示の使用説明を理解し、印刷媒体の取扱説明書制作を中心に、表現設計から執筆、作図、デリバリーにいたるまでの各工程の業務遂行に必要な知識およびスキルのレベルを認定する。複数の工程に係わる品質管理、カラー表現、翻訳・多言語展開、画面表示への展開などの知識と技能、制作ツール、コンプライアンス、社会的配慮、規格と標準化、認知科学などの分野に関する知識についてもレベルを認定する。

到達目標

印刷媒体と画面表示の使用説明の制作実務において、印刷媒体の使用説明制作を中心に、制作工程および付帯技術に関する知識を有し、支障なく業務を遂行できるようになる。

技術要素の区分内容
  1. 使用説明に関する知識
  2. 制作工程で求められる知識と技能
    ・ 使用説明の制作工程
    ・ 情報アーキテクチャーの設計
    ・ 表現設計
    ・ 執筆
    ・ 作図
    ・ 印刷媒体の版下データ作成
    ・ 印刷・製本
    ・ 画面表示のデータ作成、組込、配布
  3. 複数の制作工程にかかわる知識と技術
    ・ カラー表現
    ・ 翻訳と多言語展開
    ・ 品質管理と保守
  4. 制作基盤技術とツール活用
    ・ 制作基盤とは
    ・ フォントと汎用データフォーマット
    ・ 執筆ツール
    ・ 作図ツール
    ・ レイアウトツール、オーサリングツール
    ・ 翻訳ツール
    ・ 校正支援ツール
  5. 付帯技術

受験料(税込)

法人会員・個人会員 18,480円
非会員 28,380円
※個人会員の受験は、本人に限ります。
※主催者側の都合で試験実施が中止となった場合を除き、受講料は返還しません。