CDシンポジウム2023 企画のワークページ 基調講演(案)
企画番号:4★決定!★
入力担当:藤波 美由紀
更新日:2023.6.5
セッション時間:8月23日(水)10:00-11:40
タイトル:コミュニケーションデザインの考え方~わかりあえないことから~
講師:平田 オリザ氏 劇作家・演出家
企画担当:藤波 美由紀、坂本 美奈
セッションの企画意図と概要:
コミュニケーションデザインシンポジウムと名称変更して2回目となる今回の基調講演は、日本の現代演劇界の第一人者、劇作家・演出家の平田オリザさんにお願いしました。
日々、テクニカルコミュニケーション技法を使ってトリセツを作っている私たちテクニカルコミュニケーターの中には「コミュニケーションデザインって何?」という人がまだまだたくさんいると思います。ならば、ストレートにコミュニケーションデザインを語れる方にご講演をお願いしようと考えたのです。
平田さんは長年、コミュニケーションを軸とした教育にも関わられており、芸術文化観光専門職大学の初代学長に任命される他、大阪大学COデザインセンターでは、コミュニケーションデザインの研究と学生への指導を行われていました。「コミュニケーションデザインとは、簡単に言えばコミュニケーションをデザインすること。ただ、それは、どちらかというとスキルとかよりも、やはり、思いやりとか気を遣うということ」と、平田さんはおっしゃっています。この考え方は、従来のテクニカルコミュニケーションで語ってきたコミュニケーションデザイン(全員に一律に伝える、基本的サービス)を上回る、これからのコミュニケーションデザイン(その場や相手に合わせたコミュニケーションデザイン、エクセレントサービス)に通じるものではないでしょうか?
当日は、コミュニケーションに関わる問題を、あらゆる諸要素に注目して考察し、始めはわかりあえないことを認識した上で、コミュニーションデザインを行う大切さについてお話しいただきます。
社会が多様化する中、求められるコミュニケーション能力も変化していきます。「シンパシーからエンパシーへ(同一性から共有性へ)」という考え方の一端に触れ、企業とユーザーのコミュニケーションに広い視点でアプローチしていく一歩にしていただきたいと思います。
平田 オリザ氏プロフィール:
劇作家・演出家・青年団主宰。芸術文化観光専門職大学学長。
江原河畔劇場 芸術総監督。こまばアゴラ劇場芸術総監督。豊岡演劇祭フェスティバル・ディレクター。
1962年東京生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。
1995年『東京ノート』で第39回岸田國士戯曲賞受賞。1998年『月の岬』で第5回読売演劇大賞優秀演出家賞、最優秀作品賞受賞。2002年『上野動物園再々々襲撃』(脚本・構成・演出)で第9回読売演劇大賞優秀作品賞受賞。2002年『芸術立国論』(集英社新書)で、AICT評論家賞受賞。2003年『その河をこえて、五月』(2002年日韓国民交流記念事業)で、第2回朝日舞台芸術賞グランプリ受賞。2006年モンブラン国際文化賞受賞。2011年フランス文化通信省より芸術文化勲章シュヴァリエ受勲。2019年『日本文学盛衰史』で第22回鶴屋南北戯曲賞受賞。
京都文教大学客員教授、(公財)舞台芸術財団演劇人会議理事、日本演劇学会理事、(一財)地域創造理事、豊岡市文化政策担当参与、宝塚市政策アドバイザー、枚方市文化芸術アドバイザー。
企画番号:1
入力担当:藤波
更新日:2023.2.20
タイトル:脳の仕組みから考えるコミュニケーションデザイン
登壇者:飯山晄朗さん 人財教育家・メンタルスキルコーチ
内容:あらゆる場面でモチベーションを向上させるプロフェッショナル。ビジネスの場面では、経営不振に悩む企業への研修・セミナーや、経営層や管理職といったリーダーたちのコーチングを通じ、停滞した組織を熱狂するチームへと導いてきた。スポーツの現場においても、さまざまな部活動・スポーツチームのメンタルトレーニングを手がけ、全国制覇や国際大会での金メダルなど、目覚ましい結果を支えてきた。歴史的大逆転の甲子園出場やオリンピックでの金メダル獲得など、数々の劇的なストーリーを実現してきたメンタル指導の手腕、またそのビジネスシーンへの応用力は他に類を見ない。中学生~会社経営層まで幅広い人々を対象にキッチリ結果を出してきた脳科学に基づく飯山さんのコーチング手法は、成果を得るコミュニケーションデザインを考えるうえで大いに参考になると思う。
コメント:記入者氏名
企画番号:2
入力担当:藤波
更新日:2023.2.20
タイトル:よく聴き、整理し、しっかり伝えるコミュニケーションデザイン
登壇者:村木厚子さん 元厚生労働事務次官 、津田塾大学客員教授 など
内容:1978年、労働省(現・厚生労働省)入省。女性政策や障害者政策などを担当。 2009 年、郵便不正事件で逮捕。 2010 年、無罪が確定し、復職。 2013 年、厚労事務次官。 2015 年、退官。困難を抱える若い女性を支える「若草プロジェクト」呼びかけ人。累犯障害者を支援する「共生社会を創る愛の基金」顧問。伊藤忠商事社外取締役。津田塾大学客員教授。 多様な人々と接しながら物事に取り組んできた村木さんの経験 は、成果を得るコミュニケーションデザインを考えるうえで大いに参考になると思う。
FLM濱田さんの高校の先輩。
コメント:記入者氏名
企画番号:3
入力担当:藤波
更新日:2023.2.20
タイトル:多様な時代のコミュニケーションデザイン
登壇者:若宮 正子さん 元銀行員・プログラマー
内容:1935年東京生まれ。高校卒業後に三菱銀行 いまの三菱 UFJ 銀行 に入社して定年まで勤務。58 歳からパソコンを独学で習得し、 80 歳でゲームアプリの開発を始めた。アップルが世界の開発者向けに開く会議にも招待され「世界最高齢のアプリ開発者」として知られる。 多様な時代を生きてきた若宮さんの経験 は、成果を得るコミュニケーションデザインを考えるうえで大いに参考になると思う。
コメント:記入者氏名
企画番号:5
入力担当:楠山
更新日:2023.2.20
タイトル:コミュニケーションに対する諦めない姿勢
登壇者:尾中 友哉さん Silent Voice代表
内容:DEAF(聴覚障害者)特有の「コミュニケーションの壁を乗り越える力」を実践的に習得する企業向け研修プログラム「DENSHIN」を提供。新しいコミュニケーションの可能性を感じることができそう。
コメント:記入者氏名