• TCシンポジウム
  • 日本マニュアルコンテスト
  • TC技術検定
  • 関連リンク集

[print]

TCシンポジウム2015プログラム詳細

特別セッション【京都開催】

タイトル

★各セッションに下記を記載しています。参加するセッションをお選びの際の参考にしてください。
(総合) 幅広い参加者を想定した内容
(応用) TCの活動領域を広げるための内容
(基本) TCの基礎を学ぶための内容

特01 【基本確認シリーズ】
超ライティング講座

~手を動かして、実践的なライティングを学ぶ~
特02 【基本確認シリーズ】
TC のためのやり直し英語

~よく使われる表現の基本をマスターしよう~
特03 【基本確認シリーズ】
マルチデバイスに対応したHTMLコンテンツの作成方法を学ぶ
特04 「校正・校閲力」のスキルアップ
~基礎から学んで、ミスを予防する~
特05 徹底解説! トリセツづくりの原点
~国際規格要求~
特06 ユーザビリティからUXへ…ユーザー理解からのマニュアルづくり
~「ユーザー観察」からの" 気づき力" を身につける~

詳細

特01 (基本) 【基本確認シリーズ】
超ライティング講座

~手を動かして、実践的なライティングを学ぶ~
内容

■講義の趣旨
わかりやすいマニュアルの作り方を学ぶ、テクニカルライター初級講座。
情報を集めて、流れ(ストーリー)を考え、そこに情報を収めて、発信する。これが、情報を伝える作業の基本であり、テクニカルライティングも例外ではない。
このセッションでは、実習、ディスカッションを通して、情報収集、構成、発信をくり返しながら、文章の書き方、手順の見せ方、フォントの選び方など、ライティングの基本を、「流れとメリハリ」をキーワードに講義を進めていく。
注) 本セッションは、TC 検定試験の対策セミナーではない。

■講義のポイント
・ 把握しやすい構成
・ 伝わる文章
・ 追いかけやすいデザイン

■講義の流れ
1. スライド講義 何のためにマニュアルを作るのか
 手順には何を書くのか
 わかりやすい文章を書くには
2. グループディスカッション わかりやすくするには
3. 演習 ライティング
4. スライド講義 視線の流れで見るレイアウトデザイン
 手順と引出線
 フォントと色
5. 演習 ラフレイアウト



※本セッションは東京開催と京都開催共に同じ講義内容である。

講師 平湯 あつし (株)カイ
■プロフィール
編集プロダクション、ソフトハウスを経て、1990 年、株式会社カイの設立に参加。パソコン、プリンター、画像ソフト、タブレットなどのマニュアル制作に専念する。
守備範囲は、ライティング、デザイン、ディレクション。
著書に『ツイッター Twitter 完全活用術』(アスキー・メディアワークス)。
2010 年から非常勤講師として筑波大学知識情報・図書館学類で「テクニカルコミュニケーション」の演習を担当。次々と繰り出されるスライドとブレーンストーミングやディスカッションを取り入れたアクティブな演習で人気を集めて いる。
企画担当者 関 和佳代 (株)パセイジ
企画協力 三波 千穂美 筑波大学
形式 講義、演習
定員 30名

特02 (基本) 【基本確認シリーズ】
TC のためのやり直し英語

~よく使われる表現の基本をマスターしよう~
内容

■講義の趣旨
TC において、多言語の基となる英語のスキルは不可欠であるが、仕様変更に伴う単語レベルの編集や流用でも自信の持てない方は多いのではないか。
中学~高校レベルの「やり直し英語」の本が売られていたり、ビジネス雑誌でも英語学習法の特集が組まれているが、英会話やTOEIC 攻略が中心であり、TC の業務に参考になる内容は少ない。
そこで本セッションでは、英語が苦手な方を対象に、TC でよく使われる表現や注意すべきことに的を絞り、基礎的なおさらいをする。

■講義のポイント
・ 仕様変更を例に、英文編集や流用時のポイントを解説する。例えば、
 -数が変わったとき、値が変わったとき
 -ボタンなどの位置が変わったとき
 -使用条件が変わったとき
・ 日本語にはない、要注意な表現
・ 日本語の意味で覚えてはいけない表現

■講義の流れ
取説でよく使われる表現を中心に、日本人が間違いやすいこと、日本語にはない表現などを具体例を挙げて解説する。
また、一般に日本人が苦手とするa とthe、数えられるものと数えられないもの、any の意味など、ものの表しかたや、日本語だけで覚えると混乱しがちなat、on、over などの前置詞、比較級の使い分けについても学ぶ。
注) 本セッションでは、英文ライティングではなく、簡単な英文編集を対象とする。



※本セッションは東京開催と京都開催共に同じ講義内容である。

講師 新熊 冨美子 英語講師
■プロフィール
大学卒業後、ケンウッドなどの企業OL を経て育児専業主婦となる。第3 子を出産後、英検1級に合格。塾の経営者にスカウトされ未経験のまま英語講師となり現在に至る。講師歴21 年目となる現在は、複数企業と契約し、中学英語の復習を必要とする人から、英語を自在に操る人にまで、幅広いニーズに応えたカスタマイズ・レッスンを提供する。実用英語検定準1級筆記・面接、TEAP スピーキングなど、各種テストの作成、運営にも携わる。
企画担当者 関 和佳代 (株)パセイジ
形式 講義
定員 30名

特03 (基本) 【基本確認シリーズ】
マルチデバイスに対応したHTMLコンテンツの作成方法を学ぶ
内容

■講義の趣旨
スマートフォンの普及にあたり、 HTML コンテンツを制作する際にはPC だけでなく、スマートフォン、タブレットなど異なる画面サイズに対応できるように設計する必要がある。従来型の紙を前提としたコンテンツの構造と、何が違って、どれがどれに対応するのであろうか。そんな疑問に応えるこの講義では、マルチデバイス対応のコンテンツの構造設計について、技術的な観点から説明していく。

■講義のポイント
マルチデバイス対応サイトを作る上で重要なのは、文書構造はそのままにして、どのように見た⽬を切り分けるかである。文書構造は HTML で構築し、見た⽬はCSS で表現する。例えば、スマートフォンなどの小さな画面ではメニューを大きく見せて、ボタンを押しやすくしたり、不要な情報を非表示にする必要がある。この講義では HTML、CSS の基礎的な内容から始まり、後半部分では実際に運営されているサイトを例にとり、マルチデバイスに対応するための基本的な技術を丁寧に解説する。

■講義の流れ
1. まずは基本から:HTML を知る
・ HTML とは
・ HTML4 とHTML5 の違い
・ CSS3 とは
2. 設計と作成の進め方:HTML とCSS
・ 開発に必要なもの(作業環境)を整える
・ 紙文書の構造をHTML の要素に置き換える~マルチデバイスに対応した HTML ~
 - Web 標準視点の設計
 - ユーザ視点の設計
 - ブラウザ検索視点の設計
 - SNS 視点の設計
・ 紙文書の表現設計をHTML の世界に置き換える~マルチデバイスに対応した CSS 作成~
3. 上級に進むために:ツールを活用する
・ ブラウザの対応状況を調べる
・ ソースコードを管理する
・ 自分で勉強する
・ CMS を利用する



※本セッションは東京開催と京都開催共に同じ講義内容である。

講師 松村 慎 (株)クスール
■プロフィール
2002 年カナダバンクーバーから帰国したのち、株式会社バスキュールにFlash デベロッパーとして勤務。2006 年に株式会社クスールを設立。
クスールではウェブ制作業務のかたわら、ウェブやモバイルの技術を中心としたものづくりを教える学校を運営している。
http://www.cshool.jp/
企画担当者 黒田 聡 (株)情報システムエンジニアリング
企画協力 Web Designing 編集部
形式 講義
定員 30名

特04 (基本) 「校正・校閲力」のスキルアップ
~基礎から学んで、ミスを予防する~
内容

■講義の趣旨
TC に従事する者なら、避けては通れない校正・校閲業務。
図らずも起こってしまった情報発信ミスに対して、かかる訂正費用や、信用問題にまでおよびかねない事態を想像すると・・・。
校正・校閲業務を軽視したり油断すると、てきめんに深刻な方向に発展しかねない。
校正ミスを防ぎ、見抜き、発生させない力を身につけられるよう、事例を交えながら解説する。

■講義のポイント
・ 校正・校閲の知識や方法の習得
・ 校正ミスに対する対策、分類・分析
・ 今さら聞けない、誰に相談してよいのかわからない校正・校閲の問題に対して解決に導く

■講義の流れ
1. 校正側と制作側の作業の違い
2. PC 環境の変化と校正の現場
3. 校正・校閲の基礎知識
4. 校正ヒヤリ・ハット あるあるネタ
5. ミスが起こりやすい状況、原因要素
6. ミスの分類、対処、対策
7. ミスの事例
8. 演習〈ミニテスト〉



講師 木下 彰二 (有)共同制作社
■プロフィール
有限会社共同制作社 代表取締役社長 出版社や編集プロダクションの勤務を経て、1996 年にフリーランス校正者として共同制作社に登録。
1998 年に編集者として同社入社。2003 年校正部へ転属し部長職を経て、2012 年代表取締役社長に就任。校正・校閲は単行本・文庫をはじめ、週刊誌、PR 誌、通販カタログ、業務用カタログ、流通チラシなど、校正者と制作ディレクターの両方の立場から携わる。
企画担当者 木谷 千鶴 タイガー魔法瓶(株)
形式 講義、ワークショップ
定員 30名

特05 (基本) 徹底解説! トリセツづくりの原点
~国際規格要求~
内容

■講義の趣旨
リスクアセスメントに基づく安全情報の提供。2012 年来相次ぐ関連法令・規格の制定や改定は、テクニカルコミュニケーション技術によって生み出される使用説明が、何のために必要とされ、誰がその提供義務を負うのかを再認識させた。表示デバイスの多様化は使用説明の提供媒体や提供形態に変革を迫っているが、トリセツづくりの原点は常にここにある。
この講座では、日本を含む世界各国の法令・規格において、製品安全や使用説明に関する要求を盛り込むときにその拠り所とされている2 つの国際規格(ISO/IEC Guide 51、ISO/IEC Guide 37)について、丁寧に解説する。
また、使用説明そのものを対象とする国際規格(IEC 82079-1)については、あえて「使用説明の電子化を推進する視点」から、その要求の整理を行う。
日本を含む世界各国の法令・規格要求の把握には、この3 つの規格の理解が欠かせない。使用説明の提供媒体や提供形態の将来像を検討する際にも、この3 つの規格の要求を要求事項に盛り込む必要がある。本講座はこのような目的に寄与するよう企画する。

■講義のポイント
本講座は、国際規格の記述を網羅的に読み上げ、学ぶものではない。その要求を実務的視点で分析し、近年の使用説明に対する要求の変化を考慮した内容になっている。
解説は、用語の定義の再確認など、基礎的な内容から始める。規格に関する前提知識のない方でも学べるように配慮されているので、新しく使用説明業務を担当する方にも活用いただきたい。
また、IEC 82079-1 の解説に際しては、従来の類似講座の「紙媒体での提供を前提にした視点」からの転換を試みた。

■講義の流れ
1. 使用説明と法令・規格の関係
2. 法令・規格の全体像と説明対象とした3つの国際規格の位置づけ
3. リスクアセスメントと使用説明(ISO/IEC Guide 51 から)
4. 使用説明の原則(ISO/IEC Guide 37 から)
5. 使用説明に対する要求の実際~画面表示による使用説明の視点で~(IEC 82079-1)



講師 黒田 聡 TC 協会 公益活動企画会議議長
徳田 直樹 TC 協会 副評議員長
山崎 敏正 TC 協会 代表理事
企画担当者 中村 哲三 TC 協会 人材育成部会長)
形式 講義
定員 30名

特06 (応用) ユーザビリティからUXへ…ユーザー理解からのマニュアルづくり~
「ユーザー観察」からの" 気づき力" を身につける~
内容

■講義の趣旨
ユーザーの価値観が、所有価値から経験価値へと移行しているいま、製品開発の領域においても「サービスデザイン思考」が求められている。これに伴い、製品の価値は優れた性能や使いやすさばかりではなく、その製品が個々のユーザーにどのような経験を提供できるかが問われるようになっている。
このような時代の製品開発は、ハードとしての側面ばかりではなく、製品とそれを利用する個々のユーザー、ユーザーの利用環境などとの関係を深く理解した上で、提供価値の設定、そしてリスク要因の洗い出しをしなければならない。
ユーザーの利用環境の中にはラボでのテストでは得られない要素が含まれており、そこに潜在的なリスク要因が潜んでいる。マニュアル作成の際には、これらの潜在的リスクへの配慮が不可欠となる。
当セッションでは、昨年度セッション「行動観察力を身につける」の視点をよりリスク分析寄りに設定し、生活現場における、普段なら見過ごしてしまうようなユーザーの行動からどのようにして" 気づき" を得、インサイト( 洞察) に結び付けていくかについて解説する。

■講義のポイント
普段通りにものを「見る」だけでは、有効な気づきを得ることはできない。
「見る」を「観察する」に変換するためには、まず観察を阻みがちな人間のクセを知り、さらにひとつの行動でも多様な視点から観察するための体系に則る必要がある。
当セッションは、これらの知識と体系について演習・事例を交えた形で解説し、観察を有効に実施するための基礎を習得していただくことを目的としている。

■講義の流れ
1.「ユーザー観察」とはどのような手法で、どのように潜在リスク抽出が行われるのか
2.客観的な「ユーザー観察」を阻みがちな人間のクセ
3.「 ユーザー観察」から有効な気づきを得るための体系
4.観察演習(ビデオによる実習)
5.「行動観察」活用事例紹介



講師 越野 孝史 (株)オージス総研
■プロフィール
サービス品質マネジメント統括兼 イノベーション統括。
「行動観察X」を始めとしたマーケティングリサーチ、ソリューションの実施部隊を率いるとともに、「行動観察力育成講座(入門編)」講師を務める。
企画担当者 清水 義孝 (株)クレステック 
形式 講義
定員 30名

このページのトップへ戻る