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TCシンポジウム2015プログラム詳細

パネルディスカッション【京都開催】

タイトル

★各セッションに下記を記載しています。参加するセッションをお選びの際の参考にしてください。
(総合) 幅広い参加者を想定した内容
(応用) TCの活動領域を広げるための内容
(基本) TCの基礎を学ぶための内容

パ01 標準化 する? しない?
パ02 考えよう!学校で「取説を読むこと」を教えること
パ03 マニュアル制作ディレクションの勘所[関西編]
~より少ない工数、予算、納期で、製品に寄り沿ったマニュアルを作る知恵とノウハウを共有しよう~
パ04 欧州から観たコンポーネントベースのCMSの使用に関する現状と将来見通し
パ05 匠の技術を伝承する
パ06 高齢者向け家電製品の安全啓発
~教えて! 高齢者の使用実態と特効薬~
パ07 これからのマニュアルを考える
~紙と電子媒体の融合~
パ08 どうする、どう使う Web情報のアクセス解析
~製品やサービスの改善にマニュアルはどう貢献できるか?~
パ09 翻訳チェックする際の明快な指針を検討する
~あったらいいな―翻訳チェックのガイドライン~

詳細

パ01 (総合) 標準化 する? しない?
内容

■ディスカッションの趣旨
使用説明の標準化を推進しようとする人がいる一方で、標準化で自由にアイデアを出すことを制限される、あるいは、作業の効率が上がらないと感じる人もいる。標準化すると何がいいのか。標準化すると不自由になるのか。標準化は制作現場やユーザーにどんな影響を与えるのか。
標準化することに対して、いろいろな角度から考えてみる。

■ディスカッションのポイント
標準化したい人は、どんな効果を期待しているのか。
標準化されたくない人は、どんな制約を避けたいのか。
制作現場の人やユーザーは、標準化されている場合とされていない場合とで、どんな影響があるのか。
さまざまな立場からの意見を通じて、標準化のメリット・デメリットを考える。

■ディスカッションの流れ
いくつかの「標準化項目」を想定して、標準化をしたときに考えられる影響を次のような視点からディスカッションする。
・ 標準化することによるメリット
・ 標準化することによるデメリット
・ 制作の現場に与える影響
・ ユーザーに与える影響


コーディネーター 森口  稔 長浜バイオ大学
パネリスト 高橋 峰夫 (株)島津製作所
細田 達幸 パナソニック(株)
吉川 勝 (株)ダイテック
企画担当者 福間 俊治 (株)パセイジ
峰本 恵美子 (株)ダイテック

パ02 (総合) 考えよう!
学校で「取説を読むこと」を教えること
内容

■ディスカッションの趣旨
一般ユーザーの取説についての見方は変わってきていると思うが、取説の読み方について、教育のカリキュラムに組み入れることは難しいか?
以前に国民生活審議会において、消費者教育の在り方として「取扱説明書やマニュアルの読み方等を含めた製品の安全使用に関する教育や消費者保護基本法を含めた消費者保護制度に関する教育等が必要と考えられる」という報告がなされているが、現状どのようになっているのか。
消費者教育として学校教育現場での「取説を読むこと」について教えることを考える。
若いユーザーの取説のリテラシーの向上と取説に共感してもらう手がかりととしたい。
なお、学校教育現場としては、義務教育期間を前提として議論する。

■ディスカッションのポイント
・ 消費者教育の現状と、今後の課題は?
・ 若いユーザーの取説への意識はどうなっているか?
・ 学校教育の現場では、どのような内容・授業が進められているか?
・ 取説を読むということを教える意義は?
・ 教える側の課題は?

■ディスカッションの流れ
1. 消費者団体の取説への取り組みと消費者教育について
2. 学習指導要領とその中でできることとできないこと
3. 消費者団体、家電業界側の取り組み 安全に製品を
4. 学校教育で、取説を読むことを教えることについての可能性は?
5. 取説リテラシーの向上とメーカー、制作会社の対応は?


コーディネーター 徳田 直樹 (株)パセイジ
パネリスト 大本 久美子 大阪教育大学
黒田 園子 (公社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会 西日本支部
首藤 俊夫 (株)三菱総合研究所
企画担当者 岡本 浩1 (有)ユーザーフレンドリー

パ03 (応用) マニュアル制作ディレクションの勘所[関西編]
~より少ない工数、予算、納期で、製品に寄り沿ったマニュアルを作る知恵とノウハウを共有しよう~
内容

■ディスカッションの趣旨
マニュアル制作にはいくつもの工程があり、工程ごとに目的や内容、そして実現するためのノウハウがある。
2014 年東京でのパネルでは、「マニュアル制作ディレクション分野ガイドブック」掲載の工程を軸として、制作者が日頃、どのような考えでマニュアルを制作しているのか、それぞれの立場で発表した。
本パネルでは、昨年好評だった東京でのパネルから1 歩進んで、クライアントの意図と制作会社の意図をしっかりとかみ合わせて進めるには、どのような工夫をすればよいか、また、より深く製品を理解するためにどのような情報を、どのように伝えればよいのか。コンシューマー製品のマニュアル制作を事例として、業務を依頼する側と業務を受ける側で議論する。

■ディスカッションのポイント
・ マニュアル制作の工程(各工程の実施内容、所要期間、インプット/ アウトプット、翻訳作業、安全上のご注意など法令法規)
・ 各工程で起こりやすい問題や対処方法
・ 各工程での、依頼する側と受ける側の認識のズレ
・ 使用説明の制作をスムーズに進める条件

■ディスカッションの流れ
上記のディスカッションのポイントを順に対話形式で進めていく。実際の運用についてサンプルを例に紹介する。
1. 基本的なマニュアル制作の流れとディレクションの役割
2. パネリストからの事例紹介
3. マニュアル制作ディレクション~各工程の押さえるべき勘所
4. スムーズな制作進行のためのディレクションとは?


コーディネーター 石川  明慶 (株)富士通ラーニングメディア
パネリスト 清水 義孝 (株)クレステック
高橋  慈子 (株)ハ-ティネス
中曽根  裕平 ネスレ日本(株)
企画担当者 足立  美穂 ヤマハ(株)
峰本 恵美子 (株)ダイテック

パ04 (総合) 欧州から観たコンポーネントベースのCMSの使用に関する現状と将来見通し
内容

■企画の趣旨
TC 協会では、海外市場活動として各国のTC 関連団体との相互交流を継続的に行っている。ドイツに本拠を置き国際的に活動をしているtekom およびtcworld のご協力により、本年はドイツからProf. Dr. Wolfgang Ziegler とMr. Stefan Freisler に来日いただき、欧州での最新TC 事情を紹介いただく。
ドイツでは、政府、産業界、学界が一体となって「Industrie 4.0(第4 の産業革命)」を進めている。これはドイツ連邦政府が官民一体で推進している技術開発プロジェクトだ。
第1 の産業革命は、18 世紀から19 世紀の蒸気機関や水力機関を利用した自動機械の導入を指す。第2 の産業革命は、20 世紀初頭の電力を利用した大量生産方式の導入を指す。第3 の産業革命は、1970 年代の電子技術を利用した生産工程の部分的な自動化を指す。これに続く第4 の産業革命は、インターネットとICT 技術の導入によって、工場内外のモノやサービスと連携することで、今までにない価値を生み出したり、新しいビジネスモデルを構築したりする試みを意味している。米国ではIndustrial Internet と呼ばれている。
欧州では、TC 分野にもこの影響が広がり、これまでの米国を発信源とするICT 技術の活用とは異なる発想が台頭してきている。本セッションは、このような背景に基づく欧州視点での最新TC事情を開示いただく。

■ Prof. Dr. Wolfgang Ziegler による発表
TC 分野で使用されているCMS(コンテンツマネジメントシステム)とその手法に関して、以下の2 つの観点で説明をする。

●パート1:構造化されたオーサリングと翻訳
構造化されたXML ベースのオーサリングに関して、モジュールベースのライティングと情報の再利用に関する説明をする。さらに、典型的なトピックベースのドキュメントとその標準的な情報構造についても言及し、メタデータの利用や翻訳工程との関わりについて説明をする。

●パート2:インテリジェントパブリシング
マルチチャンネルパブリシングに焦点を当てた詳細を説明する。XML 構造の利点を生かす、様々なメディアタイプ用のパブリケーションプロセスを説明する。コンポーネントCMS の事例と翻訳メモリーとの連携に基づく様々なプロセスステップを紹介する。コンテンツ制作プロセスにおけるコンポーネントCMS システムの影響、情報の再利用の効率およびそれに関する指標について紹介をする。

■ Mr. Stefan Freisler(DERCOM)による発表
コンテンツ制作産業育成の必要性が叫ばれてきたが、昨今においては同産業が好調である。なかでもDITA は、コンテンツ制作に関わる問題の解決手段を提供し、それ故に歓迎されてきた。しかし、テクニカルコミュニケーターは、コンテンツ制作における全ての課題について、もっと効果的な解決をもたらしうる、さらに機能的に優れたCMS を要求している。DERCOM(仮称:オーサリングとCMS に関するドイツ製造者団体)に属する編集システム系の製造業者は、20 年前からCMS を導入し始め、今日においては、世界各国で多くのCMS の導入実績(1,300社以上)を誇っている。この立場に基づき、CMS の使用に関する現状と将来見通しについて発表する。

■質疑応答
時間の許す限り、会場との質疑応答を行う。


▲日英同時通訳あり▲

コーディネーター 黒田 聡 TC 協会 海外市場委員長
パネリスト Prof. Dr. Wolfgang Ziegler Karlsruhe University of Applied Sciences
Mr. Stefan Freisler CEO of SCHEMA
企画担当者 TC 協会 海外市場委員会

パ05 (総合) 匠の技術を伝承する
内容

■ディスカッションの趣旨
人財(人材)育成はどの様に行うべきか?
コミュニケーション行動と情報収集行動が多様化し、簡単に「伝達」することが可能となったが、正確に「伝わっている」とは言えないこともある。
人財育成の経験・各社の事例・ベテランのテクニカルコミュニケーターが蓄積してきた「伝える技術」を紹介し、伝承すべきポイントを明確にすることで、効果的な人財育成を行うヒントを提供する。

■ディスカッションのポイント
・ 経験談を通じベテランと若手の情報リテラシーの違いを整理する
・ 人財を育てるために必要なポイント
・ 今後の技術伝承のあり方について議論する

■ディスカッションの流れ
1. 人財育成に関する「5 つの誤解」
2. OJT の経験・事例の紹介
3. 匠の技術を伝承するポイント
4. 効果的な技術伝承のあり方


コーディネーター 石川 純代 (株)堀場製作所
パネリスト 飯田 瑞恵 PFU テクニカルコミュニケーションズ(株)
大木 宏昭 (株)富士通ラーニングメディア
黒田 聡 (株)情報システムエンジニアリング
企画担当者 中原 司郎 パナソニック エコソリューションズ クリエイツ(株)
企画協力 トピック指向取り組み検討WG

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パ06 (総合) 高齢者向け家電製品の安全啓発
~教えて! 高齢者の使用実態と特効薬~
内容

■ディスカッションの趣旨
家電製品の使用において、特に高齢者の事故が多い傾向になる。
毎日何げなく使っている家電製品であるが、使い方やお手入れ方法を誤ると、思わぬけがや火災につながるおそれがある。
実際に高齢者が起こした火災や事故事例をもとに、高齢者の実態を把握する。
また、家電製品の業界活動としてパンフレットやガイドラインを作成し、メーカーは取説の説明や警告表示の改善を日夜、取組んでいる。
安全・安心な家電製品の正しい使い方を啓発する具体的な取組みを紹介し、更にわかりやすい説明や今後の活動についてディスカッションする。

■ディスカッションのポイント
実際に高齢者はどのような事故を起こすのか?実際に発生した、火災や事故事例を紹介し、未然に防ぐ方策や啓発活動を探る。
具体的に、高齢者を対象とした安全啓発パンフレットや、安全表示のガイドラインとの整合性や家電製品の取説の警告表示など多方面から解決策を議論する。

■ディスカッションの流れ
1. 高 齢者の事故事例を紹介し、事故の実態を把握する
2. 高 齢者向けパンフレットの作成やガイドラインを紹介する
3. メーカーから警告表示や安全関連の取組みについて紹介する
4. 高 齢者に安全、安心な啓発方法についてディスカッションを行なう


コーディネーター 寺田 安夫 パナソニック(株)
パネリスト 関 康一郎 ダイキン工業(株)
長田 敏 (独法)製品評価技術基盤機構
町田 隆 (一財)家電製品協会
企画担当者 鋤野 英俊 ダイキン福祉サービス(株)

パ07 (基本) これからのマニュアルを考える
~紙と電子媒体の融合~
内容

■ディスカッションの趣旨
電子マニュアル、Web マニュアル、動画マニュアルなどの事例を紹介し、それぞれの長所と短所、制作上の課題などを議論していく。
また紙マニュアルが持つ特性、利便性についても議論し、紙マニュアルの良さを再発見する。
若者の活字離れ、パソコンからタブレットやスマホへの変換、⾼齢化社会への対応というキーワードも交えて、製品ユーザーの変化に対してどう対応していくか?それぞれの媒体の役割や特性を活かした情報提供のあるべき方向性について議論し、これからのマニュアルの新しい情報提供のカタチを考えてみる。

■ディスカッションのポイント
・ 紙媒体はなくなるか?
・ 紙と電子媒体の融合は有益なのか? 次世代につながるのか?
・ これからの世の中に対応した新しいマニュアルのカタチとは?
・ 電子化を実現するために越えるべきハードルは?

■ディスカッションの流れ
1. 各デバイスごとの長所と短所とは?
2. 製品ユーザーの変化への対応
3. 制作現場における課題
4. 新しいマニュアルのカタチ


コーディネーター 牧田 克彦 (株)リコー
パネリスト 秋元 有紀 ソニー(株)
上坂 上 アベイズム(株)
中原 司郎 パナソニックエコソリューションズクリエイツ(株)
企画担当者 小松 智 パナソニック溶接システム(株)
下拂 伸一 アベイズム(株)
林 洋介 アベイズム(株)

パ08 (応用) どうする、どう使う Web情報のアクセス解析
~製品やサービスの改善にマニュアルはどう貢献できるか?~
内容

■ディスカッションの趣旨
マニュアルは、製品の最新情報を正確・詳細に整理した集大成と言え、最近はWeb 提供が増えてきた。
「ユーザーのアクセスデータを解析」することでお客様の真のニーズをとらえ、次期製品のマーケティングや製品品質向上につなげることがWeb 情報提供のメリットであるが、アクセスデーターからどのような解析ができるのだろうか?
このセッションでは、アクセス解析の結果を製品やサービスにいかすために、テクニカルコミュニケーターにできることを議論する。

■ディスカッションのポイント
Web 解析の現状を把握し今後の展開を探る。
・ Web で解析可能な情報を紹介
・ 実施にアクセス解析されている企業の活用事例を紹介
・ 国際標準上、Web 掲載が推奨されている現状をふまえ、アクセス解析の結果を製品やサービスにいかすためにテクニカルコミュニケーターにできることとは?
・ Web マニュアルの方向性を議論する

■ディスカッションの流れ
1. Web 解析の現状(どんな情報を何の目的で収集しているのか?)
2. 活用事例の紹介
3. アクセス解析の活用においてマニュアルはどう貢献できるか?


コーディネーター 黒田 聡 (株)情報システムエンジニアリング
パネリスト 岡田 賢 (株)ヤマハミュージックジャパン
馬場 静樹 Web Designing 編集長
的場 康浩 WEAVE(株)
企画担当者 石川 純代 (株)堀場製作所
岡本 浩 (有)ユーザーフレンドリー

パ09 (基本) 翻訳チェックする際の明快な指針を検討する
~あったらいいな―翻訳チェックのガイドライン~
内容

■ディスカッションの趣旨
クライアントやチェッカーが翻訳チェックする際の明快な指針を検討する。
いつもは大した問題もなく翻訳のチェックが返ってきていたものが、ある日突然、翻訳原稿が真っ赤になって戻ってきたりする。すべてのチェックに目を通してみると、自身の翻訳ミスが多少はあるものの、その大半がどうも納得できない内容であったりする。こういった場合は、これに費やす時間工数はどう補償してくれるのかとぼやきながら、ぐずぐずと翻訳チェックに付き合うしかない。
これはなにも翻訳者や翻訳会社だけの問題ではない。クライアント側にしても、コストや時間がそれだけかかってしまうのだ。翻訳チェックが適切で妥当なものでないと、結果として双方が不幸になってしまう。
合理性や公平さが期待できる翻訳チェックはないものだろうか。この問題に対応するために、翻訳チェックする際のガイドラインは考えられないだろうか。どこまで、どのようにチェックするかという明快な指針がつくられて、チェックする際にはそれを参照する。これによって、無駄なチェックが減少し、結果として、クライアントと翻訳者双方のQCD が改善できる。

※これは、昨年のJTF 翻訳祭(2014 年11 月26 日)で好評だったものを、パネリストを変えて実施するものです。

■ディスカッションのポイント
・ 翻訳チェック時の問題点
・ 翻訳チェックから派生する問題点
・ その問題点を解決するためには
・ 翻訳チェックの適切なポイント
・ クライアント側、翻訳者側の双方にとってメリットのあるガイドラインとは


コーディネーター 中村 哲三 (株)エレクトロスイスジャパン
パネリスト 佐藤 美奈 (株) 十印
杉本 佳也 ダイキン福祉サービス(株)
田中 千鶴香 (一社)日本翻訳連盟
企画担当者 水口  実 フジ印刷(株)

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