タイトル
協会発表詳細
協01 |
PDF電子校正ガイドラインの追補
画面表示用データや多言語の校正
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内容 |
■発表の趣旨
本WGは、2009年に活動し、その成果を「PDF電子校正ツール活用ガイドライン」にまとめた。
今回は、同WGを追補する形で活動し、主にAcrobat 9以降で可能になった動的コンテンツ(動画、音声、アニメーション(Flash)、3Dなど)や画面表示用データ(主にHTML)に対する校正方法をガイドラインに取り込む。また、多言語文章の校正についても留意事項をまとめる。
■発表のポイント
・ 画面表示用データの校正とは
・ 動画の校正はどのように行うか
・ Flashの校正はどのように行うか
・ 3Dの校正はどのように行うか
・ 音声の校正はできるのか
・ HTMLコンテンツの校正はどのように行うか
・ 多言語によるコメント入力時の留意事項
■発表の流れ
・ 画面表示用データの校正の必要性を説明し、今後の可能性等にも触れる。
・ インタラクティブ性のあるコンテンツに対してPDFでコメントを付与する場合、どのようなPDFを作成すればよいかについても説明する。
・ 最後にニーズの高い多言語校正に触れる。多言語によるコメント入力時の留意事項について、フォントの観点から解説する。
・ 制作の現場でどのようにAcrobatの注釈機能を活用されているか、アンケートを実施予定。その結果をガイドラインに「活用シーン、事例」として掲載予定。
■今後の予定
・年内にAcrobat 9対応版のまま改訂版を発行予定
・Acrobat X対応の別冊も並行して作成・発行予定
■今後の予定
・ 年内にAcrobat 9対応版のまま改訂版を発行予定
・ Acrobat X対応の別冊も並行して作成・発行予定 |
発表者 |
若山 陽介 (株)情報システムエンジニアリング |
形式 |
講義・事例研究
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ワーキンググループメンバー |
PDF電子校正ツール活用ガイドライン検討WG
主査:
若山 陽介 (株)情報システムエンジニアリング
副主査:
山口 昌美 富士ゼロックスアドバンストテクノロジー(株)
メンバー:
金子 泰規 (株)ニコンシステム
小圷 義之 アドビシステムズ(株)
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協02 |
TC専門教育カリキュラムの検討 |
内容 |
■発表の趣旨
本WGは2009年に発足し、大学など日本の高等教育機関において、専門教育としてTCの学習と習得を促すカリキュラムについて検討してきた。昨年のTCシンポジウムにおける発表以降に行われた、本WGでの検討について発表する。
■発表のポイント
・ 「TC専門教育で育てる知識と能力」を検討・整理し、明文化した
・ 「TC専門教育で育てる知識と能力」の概念図をまとめた。これは、学生、大学、企業がTC専門教育カリキュラムの価値をイメージできることを目的とした
・ 「TC専門教育で育てる知識と能力」について全国の関係者からパブリックコメントを集め、TCシンポジウム2010において中間報告を行った
・ 筑波大学で開講されている授業科目と「TC専門教育で育てる知識と能力」とのマッチングを行った
・ カリキュラム認定申請およびカリキュラム修了認定のワークフローの検討を開始した
・ 筑波大学以外で、カリキュラムとの関連性が強いと思われる学部・学科・課程等の検討を開始した
■発表の流れ
昨年のTCシンポジウム以降、本WGにおいて行われた検討の概要を紹介し、今後の展開について、会場から質問や意見を募る。
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発表者 |
三波 千穂美 筑波大学
島本 孝子 キャリアコンサルタント
平湯 あつし (株)カイ
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形式 |
研究報告
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ワーキンググループメンバー |
TC専門教育カリキュラム・ガイドライン策定WG
主査:
島田 能里子 ソニー(株)
メンバー:
三波 千穂美 筑波大学
島本 孝子 キャリアコンサルタント
高橋 尚子 國學院大學
橋爪 佐代子 (株)富士通ラーニングメディア
長谷川 秀彦 筑波大学
平湯 あつし (株)カイ
松村 敦 筑波大学
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協03 |
新しい潮流!
機械の安全と使用説明書
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内容 |
■発表の趣旨
法的裏付のもとに公的規格への対応で安全が担保できる欧州や米国の取組み方法と、法的裏付はないが自主的にリスクアセスメントやガイドラインを作成して、機械の安全を担保する日本の取組み方法を紹介する。これらの違いを知ることで、テクニカルライターがどのように機械の安全性と使用説明書に取組んでいくべきか考察する機会を提供する。
■発表のポイント
国際規格等の制定に尽力している機関("IFAN"や"品質と安全文化フォーラム"などの団体)で活躍されている方々から、規格制定における安全要求項目制定の考え方、リスクアセスメント等に関して紹介する。新しい潮流となっている「企業の社会的責任体制」強化に向けた取組みのヒントとなる情報提供を行う。
* IFAN(International Federation of Standards Users)とは、規格を使用する立場に立って規格の制定を促進する非営利団体である。ISO, IEC, ITU, CEN, CENELEC, ETSI, COPANTなどと連携をとり活動している。詳細は、www.ifan.orgを参照。
■発表の流れ
米国(ANSI)、欧州(CEN/CENELEC)、日本(JIS、工業会)の規格について
・ 各種規格の安全表記とリスクアセスメント、規格活用の考え方とは何か
・ 各地域・国での法律と指令なども含めた安全要求と社会的責任とは何か
・ 使用説明書への要求項目は何か
実態を紹介する。
また、日頃の疑問解消のために質疑応答を実施する。
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発表者 |
Mr. David Felinski Vice President of IFAN
中島 隆二 テュフ ラインランド ジャパン(株)
石井 満 (株)シーエフメディアジャパン |
企画担当者 |
石井 満 (株)シーエフメディアジャパン
黒田 聡 (株)情報システムエンジニアリング
山崎 敏正 パナソニック(株) |
形式 |
事例紹介、質疑応答
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協04 |
トピックライティングの現状と未来
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内容 |
■発表の趣旨
トピック指向取り組みワーキンググループは、昨年まではDITA取り組み検討ワーキンググループとして活動してきたが、今年からはより間口を広げ、TC技術との接点を増やすことを目的として、「トピック指向」をキーワードとするライティングについて、その事例や今後の方向性を検討することに重点を置く。構造化された文書を作成するうえで、求められるライティングのスキルや知識を明らかにしていく。
■発表のポイント
・ トピックライティングの事例
・ トピックライティングの基本概念と用語を整理する
・ コンテクストライティングとトピックライティング
・ トピックライティングができる人材をどのように育成するか
■発表の流れ
最初に、昨年からのWG活動の経緯について概略を紹介する。次にトピックライティングの手法で書かれた文書の例をいくつか紹介していくことで、トピック指向の特徴を理解するとともに、どのような文書の作成に適しているのかを検討する。さらに、トピックライティングやトピック指向の取り組みを理解するうえで不可欠の概念や用語について、TC協会での定義や解説を行う。最後に、人材育成の観点から、トピックライティングを身に付けるための育成システムや教材などについて検討する。
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発表者 |
雨宮 拓 TC協会
碓井 直樹 (株)クレステック |
形式 |
講義・事例紹介
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ワーキンググループメンバー |
トピック指向取り組み検討WG
主査:
黒田 聡 (株)情報システムエンジニアリング
副主査:
碓井 直樹 (株)クレステック
メンバー:
荒木 孝充 スバル・インテリジェント・サービス(株)
伊藤 晶子 (株)富士通ラーニングメディア
鈴木 宏政 (株)リコー
田中 啓 スバル・インテリジェント・サービス(株)
宮田 剛 NECデザイン&プロモーション(株)
山崎 光彦 NECデザイン&プロモーション(株)
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協05 |
画面表示コンテンツの制作スキル
体系化への取り組み
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内容 |
■発表の趣旨
製品やサービスに関連する画面表示コンテンツが、急速に発達と変化を遂げている今、その制作に携わるために必要な知識や技術の体系化が求められている。本WGは、これからのテクニカルコミュニケーターに求められる知識や技術を、画面表示コンテンツ制作に特化して検討することを目的として、2011年6月に発足した。本WGの検討を通じて、画面表示コンテンツの企画および制作に必要な知識と技術のマッピングを行い、提案する。
■発表のポイント
・ 画面表示コンテンツ制作と印刷媒体コンテンツ制作の違い
・ 画面表示コンテンツ制作の知識と技術領域
・ 今後の展開
■発表の流れ
印刷媒体コンテンツ制作と比較したときに、画面表示コンテンツの制作に特徴的なことは何かを検討する。画面表示コンテンツの企画や制作で求められる知識や技術の全体像を描き、その体系化の可能性について会場と一緒に議論していく。
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発表者 |
青木 啓太 ソニー(株)
山田 英幸 NECデザイン&プロモーション(株) |
形式 |
講義・事例研究
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ワーキンググループメンバー |
画面表示用コンテンツ企画制作スキル体系の検討WG
主査:
山田 英幸 NECデザイン&プロモーション(株)
副主査:
関 和佳代 (株)パセイジ
高橋 慈子 (株)ハーティネス
メンバー:
青木 啓太 ソニー(株)
風間 智雄 (株)情報システムエンジニアリング
縄 淳一郎 (株)クレステック
矢野 りん ビジュアルデザイナー
オブザーバー:
勝田 豊彦 ハイテクノロジー・コミュニケーションズ(株)
高橋 尚子 國學院大學
山野邉 行俊 富士ゼロックスアドバンストテクノロジー(株)
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