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一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会(TC 協会)では、各企業の人材育成支援の一環として、グローバル市場に対応できるTC 人材の育成を目指しています。今年度も英文ライティングを中心に以下のとおり、新人や中堅担当者の教育、自己啓発のための養成セミナー(東京開催/京都開催)を設けました。日常メールからマニュアルなどのドキュメントまで幅広いビジネス文書の説明力を向上させるために、ぜひご活用いただけますようご案内いたします。
■特別企画:ASD-STE100 シンプリファイドイングリッシュIssue 6 を解剖する
■速習!英文ライティング短期修得コース(4 回シリーズ)
セミナー骨子
■特別企画:ASD-STE100 シンプリファイドイングリッシュIssue 6 を解剖する
ヨーロッパ航空宇宙防衛産業協会が長年にわたって築きあげてきたシンプリファイドイングリッシュのルールが、Issue 6 から、無償で入手できるようになりました。このセミナーでは、Issue 6 のテキストを解剖し、わかりやすく誤解がないシンプリファイドイングリッシュの書き方を身につけていただきます。このシンプリファイドイングリッシュのルールは(自社に)プラスになるものだけを集めて、自社のライティングルールとしてカスタマイズして活用することができます。
<日時・場所>
東京開催:3月13日(金) 13:30~17:30
TC協会セミナー室
京都開催:3月11日(水) 13:30~17:30
メルパルク京都 研修室1
<受講料>
TC 協会会員 19,440円、 非会員 28,080円(消費税、資料代込)
■速習!英文ライティング短期修得コース(4 回シリーズ)
これから海外の業務に携わる方や英文ドキュメント制作を始める方、もう準備はおすみですか。この短期修得コースは、新たに英文ドキュメントの世界に入ってこられる方々を対象にした4 回シリーズの速習講座です。
異文化との接し方を間違えるととんでもない失敗をしたりします。また、TOEIC の点数が高い人でも、なぜか日ごろから書いている英文の内容が相手に通じにくかったりします。この短期修得コースを受講することで、異文化理解や英文ライティングのコツをつかむことができます。この短期修得コースを受講することで、日常メールからマニュアルなどのドキュメントまで幅広いライティングの基本が身につき、職場の即戦力になることができます。
※それぞれの講座の終わりに簡単な理解度確認テストを行います。短期修得コースの最後に、すべての講座を修了したことを確認する修了証をお渡しします。
※それぞれの講座を単独で受講することも可能です。
<コースの流れ>
①異文化を理解する → ②英文を書くベースになる日本語をわかりやすくする → ③わかりやすい英文を書く → ④ウェブを活用してライティングをブラッシュアップする
<受講料>
各回とも同じ料金で、
TC 協会会員 17,280円、非会員 25,920円(消費税、資料代込)
4 回分をまとめて申込んだ場合は、1回分が無料になります。
TC 協会会員 51,840円、非会員 77,760円(消費税、資料代込)
第1回 | 異文化を正しく理解する |
開催日時と場所 | 京都開催:4月22日(水) 13:30~17:00メルパルク京都 研修室1 東京開催:4月24日(金) 13:30~17:00 TC協会セミナー室 |
概要 | 最近、政治の分野も含めて、日本からの発言は海外でなかなか受け入れてもらえません。その主な原因は、日本の考え方をそのまま海外にあてはめようとすることにあります。文化的な相違に対する理解、ローカリゼーション上の注意事項、日本文と欧文構造の違いなど、ドキュメントを適切に制作するために必須となる前提条件を理解します。 |
第2回 | 翻訳しやすい日本語を書くことを心がける |
開催日時と場所 | 京都開催:5月20日(水) 13:30~17:00 京都テルサ 第1セミナー室 東京開催:5 月22 日(金) 13:30~17:00 TC協会セミナー室 |
概要 | 英文をわかりやすくするためには、まずその考え方や翻訳のベースになる日本語をわかりやすくすることが必要です。翻訳しやすい日本語を書くために「Plain and LogicalJapanese (PLJ)77 のルール」という規則を設けました。この「PLJ77 のルール」にそれぞれ実例を挙げながら、わかりやすく翻訳しやすい日本語の書き方を紹介します。 当然ながら、この「PLJ77 のルール」はわかりやすい日本文ライティングにも有効です。日本文ライティングを担当される方にもおすすめです。 |
第3回 | 相手に伝わる英文を書く |
開催日時と場所 | 京都開催:6 月24 日(水) 13:30~17:00 京都テルサ 研修室 東京開催:6 月26 日(金) 13:30~17:00 TC協会セミナー室 |
概要 | 自分では英文を書いたつもりでも、単に日本語を英語に置き換えただけで、英文としては通じないことがあります。日本人が陥りやすい問題点を体系的に確認しながら、英文ライティングの基礎を身につけます。句読法など、学校では習わなかった英文ライティングの約束事も身につけます。 |
第4回 | ウェブや機械翻訳など使えるものはなんでも活用する |
開催日時と場所 | 京都開催:7月22日(水) 13:30~17:00メルパルク京都 研修室2 東京開催:7月24日(金) 13:30~17:00 TC協会セミナー室 |
概要 | 適切な英文を書くためになにかいい方法はないでしょうか?いつでも英語ネイティブに質問できるわけでもありません。昔は、英文を書くときに参考にできるものといえば和英大辞典やシカゴマニュアルなどのガイドぐらいしかありませんでしたが、今はウェブという巨大で貴重な情報源があります。しかし、ウェブ情報には多くのごみが含まれています。玉石混交のウェブ情報の中から適切な情報を見つけ出して、それをライティングに活用する手法を身につけます。つまり、ウェブを英語ネイティブの代用として活用するわけです。 |
【講師】
中村 哲三
株式会社 エレクトロスイスジャパン
テクニカルコミュニケーター
TC World TCTrainNet(国際TC 検定試験)認定トレーナー
日本におけるテクニカルコミュニケーション活動の中核的存在であるTC 協会で、英文ライティングのセミナーやパネルディスカッションなどを企画。著書に「英文テクニカルライティング70 の鉄則」(日経BP 社刊)がある。
お申し込み方法
- お申し込み方法
- 参加ご希望の方は、申込書に必要事項をご記入の上、TC協会までFAX(03-3368-5087)またはメール(tc-info@jtca.org)でお申し込みください。お申し込みされた方には、請求書と受講票を郵送いたします。
- お問い合せ先
- 一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会 事務局
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-34-2 第一後藤ビル101号室
TEL 03-3368-4607 e-mail:tc-info@jtca.org