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多言語展開でのミスや誤訳を調べてみると、翻訳のマスターとなる英語や英語のベースとなる日本語技術資料に原因(わかりにくさ)があったりします。そこでこのセミナーでは、実例を挙げながら文がわかりにくくなる原因を探し出し、なぜわかりにくくなるかを検討します。そして、どう書き替えるとわかりやすくなるかを検討し(実務)、その理由も解説します(理論)。この3回連続のセミナーを受講することで、明日からは、わかりやすく翻訳しやすい日本文や英文が書けるようになります。
セミナー骨子
【本講座のポイント:3回シリーズで実施】
- 第1回 ベースとなる日本語をわかりやすくする (4月5日 13:30~16:30)
・文を分割する
・あいまいさを排除する
・わかりにくさをなくす
・修飾関係を明快にする
・使用する用語に配慮する
・冠詞や数を意識する
・論理性を考慮する - 第2回 マスターとなる英語をわかりやすくする-パート1- (5月10日 13:30~16:30)
・標準的な英語表現を心がける
・簡潔なライティングを心がける
・箇条書きを活用する
・修飾関係を明快にする
・代名詞の意味を明快にして翻訳しやすくする - 第3回 マスターとなる英語をわかりやすくする-パート2- (5月31日 13:30~16:30)
・パラレリズムを徹底的に利用する
・「構文上の手がかり」を検討する
・英語固有の–ING形の意味を明快にする
・句読法を適切に使い分ける
・不適切な用語やフレーズをなくす - ※第2 回と第3 回では「The Global English Style Guide: SAS, John Kohl」を主テキストとして使用します。 セミナー前にアマゾンなどでご購入ください。テキストの不明な点については、すべて日本語でご説明します。
この講座のために上記テキストを購入いただいた方には、講師による日本語訳を無料でお分けします。
受講対象者:
- 海外関係部門のマネージャー
- ドキュメント制作担当者 ライター 翻訳者
- ウェブコンテンツ管理者
- 海外営業部門担当者
- 品質部門担当者
講師:
中村 哲三
(株)エレクトロスイスジャパン テクニカルコミュニケーター兼消費生活アドバイザー。
日本におけるTC活動の中核的存在であるテクニカルコミュニケーター協会では、英文ライティングのセミ ナーやパネルディスカッションなどを企画。著書に「英文テクニカルライティング70の鉄則」(日経BP社刊) がある。
開催のご案内
- 日時・場所
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東京:2013年3月22日、4月26日、5月24日 13:30~16:30(3回とも同じ)
TC協会事務所2Fセミナー室
京都:2013年4月5日(4階研修室4)、5月10日(4階研修室1)、5月31日(4階研修室2)、 13:30~16:30(3回とも同じ)
メルパルク京都
- 参加料金
- TC協会会員 16,800円、非会員 25,200円(資料代含む 消費税込み)
★今回に限り、3回通しで申し込みをされた場合、受講料が20%割引となります。
TC協会会員 40,320円(資料代含む 消費税込み)、非会員 60,480円(資料代含む 消費税込み) - 定員
- 30名。定員になり次第締切。
- 最小催行人数
- 6名とします。
- 主催
- 企画/主催:一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会
お申し込み方法
- お申し込み方法
- 参加ご希望の方は、申込書に必要事項をご記入の上、TC協会までFAX(03-3368-5087)またはメール(tc-info@jtca.org)でお申し込みください。お申し込みされた方には、請求書と受講票を郵送いたします。
- お問い合せ先
- 一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会 事務局
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-34-2 第一後藤ビル101号室
TEL 03-3368-4607 e-mail:tc-info@jtca.org