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企業が直面する市場環境の変化は、紙やPDF をベースにした情報発信(一方通行) からデジタルの持つ双方向性を活かしたコミュニケーションへの変容をますます求めています。デジタル技術を活用して発信者とユーザーのコミュニケーションを双方向にすると、それぞれのユーザーの状況に合わせた的確な情報発信が行えるようになります。非接触コミュニケーションが求められる状況においてはエンゲージメントを確保する手段として活用できます。新常態が迫るテクニカルコミュニケーションの変容を、製品・サポート情報のデジタルトランスフォーメーションを題材に考える契機とすべく、下記の実務セミナーを企画しました。
製品・サポート情報に対する品質要求に関する国際規格では、近年の改訂により情報のデジタル化推進に舵を切り、紙やPDF でなければ要求に適応できない領域は、製品や人体の安全に関わる情報に限られるようになっています。それ以外の内容は紙やPDF にこだわる必要性は失われています。現在の工業会の使用説明関連ガイドラインは、紙重視であり、見直しも必要です。聴講者の皆様とともに、この話題についても考えます。
多くの方にご参加いただき、社内での検討の一助としていただければ、幸いです。
セミナー骨子
【講義のポイント】
第1 トピック: 製品・サポート情報のデジタルトランスフォーメーション
- 「情報をつくる技術」「情報をつたえる技術」「情報をつかう(UX) 技術」とは
- デジタル時代に見合う情報発信のあり方~ネットコミュニケーションのリテラシー~
- デジタルトランスフォーメーション(DX) やRPA(Robotic Process Automation) への対応
- 講師陣への課題の提示
第2 トピック: 製品・サポート情報の国際規格の改訂が示唆する変化
- 課題の共有
- 国際規格に基づく考察
- IEC/IEEE 82079-1:2019 の解説: ねらい、適用範囲、主要規定
- ISO 20607:2019 の解説: ねらい、適用範囲、主要規定
- 関連するISO3864 およびANSI Z535 シリーズの解説
※本セミナーに関して確認したい事柄がございましたら申込書の「質問事項欄」にご記入ください。
できる限りの回答をできるよう、用意させていただきます。
【対象者】
- メーカーのマーケティング、設計、製造、お客様対応部門などに関わっている方
- ドキュメント制作担当者/ 責任者、ライター、翻訳者
- 安全に取り組む技術者/ 責任者
- 安全に取り組む技術者/ 責任者
- 海外関係部門の担当者、マネージャー
- 品質部門担当者/ 責任者
【講師】
黒田 聡
TC 協会公益活動企画会議 議長
TC 協会海外交流推進委員会 委員長
徳田 直樹
TC 協会標準規格策定委員会 委員長
TC 協会副評議員長
IEC/TC 3/JWG 16 member
山崎 敏正
TC協会代表理事
【主催】
一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会
【定員】
40名になり次第締切り。最小遂行人数は10 名とします。
【日時/アクセス方法】
- 「Zoomウェビナー」形式にて、ふたつのトピックに分けて実施します。
- 第1 トピック: 2020 年8 月7 日 (金)13 時~14 時15 分
受講後、課題を講師陣に投げかけていただきます。
講師陣は、投げかけられた課題の検討を19日までの宿題として持ち帰ります。 - 第2 トピック: 2020年8月19日(水)13時~14時15分。質疑応答を15時まで継続予定。
冒頭にて聴講者の皆様と課題の共有をしたうえで、これを踏まえた講義を進めます。
※アクセス可能時間: 20 分前の12 時40 分から指定されたURL にアクセス可能 - 資料およびZoom ウェビナー用のURL は申し込まれた方に事前に配信します。
【受講料】
TC 協会会員: 3,300 円(消費税込み)
非会員: 8,800 円(消費税込み)
お申し込み方法
- お申し込み方法
- 下記申込書に必要事項をご記入の上、TC 協会までFAX(03-3368-5087) またはメール(tc-info@jtca.org) にてお申し込
みください。
- お問い合せ先
- 一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会 事務局
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-34-2 第一後藤ビル101号室
TEL 03-3368-4607 e-mail:tc-info@jtca.org