年頭に当たり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
本年も2013年から取組んでいる取説新時代への対応を継続し、会員の皆様と共に推進していきます。ドイツが国を挙げて取り組む「Industry 4.0」の日本版であるIoTを導入して暮らしを変える"ものづくり"として「第4次産業革命」を目指す動きが活発になってきています。TCの仕事がどのように変化していくのか、会員の皆様と一緒になって議論し方向性を検討していきましょう。そのために、関連する業界や海外のＴＣ団体との連携をさらに深め、TC協会の発信力を高めていきます。
TCシンポジウム2016は、28回目となる東京開催を8月、18回目となる京都開催を10月に計画しています。全体テーマやプログラムについて1月に発足する実行委員会で検討を行い、6月発行予定のプログラム冊子で詳細内容を公開します。20回目となる日本マニュアルコンテスト2016は3月に応募を開始し、8月に東京・工学院大学で各部門賞を発表・表彰、10月に京都リサーチパークでマニュアル オブ ザ イヤーを決定する予定です。ボランティアとしての皆様のご協力がなければ成り立ちませんので引き続いてのご支援をお願い申し上げます。
人材育成事業では、会員の皆様のご要望にマッチする活動を継続し、業務に役立つ企画にて、実務セミナーの種類を昨年以上に増やし、日本語ライティング、英文ライティング、トピック指向ライティング、使用説明に関連する基準規格、制作ディレクション関連などを計画しています。また、TC技術検定事業では、2月と7月の検定試験実施を予定しています。
本年もTC協会活動へのご理解、ご支援をお願いし、また関係する委員会・ＷＧ等への参画とご支援をお願いいたします。2016年が会員の皆様方の新たな飛躍の年になることを祈念したしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。
