10月3日(水)のTC協会創設20周年記念イベント【京都開催】は110名の参加者を集め、10月4日(木)~5日(金)のTCシンポジウム2012【京都開催】は、580名の参加者を集めました。3日間の総数では690名の参加者が京都リサーチパークに集まり、活発な討議が重ねられました。1999年に始まったTCシンポジウム関西開催では2番目の規模となる記録です。(2011年が最大規模で730名でした。)また、東京開催と併せた参加者数は1,740名となり、1989年に始まったTCシンポジウムの実績でも史上第2位の規模でした。(2008年が最大規模で1,800名でした。)
「“やってみたい”を創造するUX」をメインテーマに、1本の基調パネルディスカッション、10本のパネルディスカッション、6本の特別セッション、10本のプレゼンテーション、12本のtcworld Japanと多彩なプログラムが展開され、会場は参加者の熱気にあふれていました。基調パネルディスカッションは、東京開催同様に「ユーザーエクスペリアンスとは」をテーマに、UXを研究する千葉工業大学の安藤昌也様をコーディネーターとし、シンポジウムの幹事会社の日立製作所から実行委員長である守島浩様、UX関連のパネルディスカッションのコーディネーターを努めるパナソニックの寺田安夫様およびハーティネスの高橋慈子様がパネリストとして登壇し、具体事例を交えたセッションに最大の151名が参加しました。
また、TCシンポジウム前日イベントとして開催したTC協会創設20周年記念イベント【京都開催】では、マニュアルオブザイヤー(MOY)選定のため3つのノミネート作品のプレゼンテーション、さらに最終審査員による審査を経て、史上初となる2年連続のMOY授賞が、ダイキン工業のエアコンのマニュアルに決まりました。さらに記念講演:欧州マニュアルコンテストの評価基準、国際TC検定試験予告、スマホ・タブレット端末時代のマニュアル制作環境はどうなる、中国国家標準GB最新動向などの解説を行いました。