情報処理学会第83回デジタルドキュメント研究会の開催をご案内申し上げます。今回のテーマは「ドキュメント記述の標準化と電子書籍・多言語化へ の展開、および一般」であり、 EPUB、CSSなど電子書籍やWebのためのドキュメント の記述、DITAなどのグローバル展開を前提としたドキュメントの動向についてさまざまな角度から検討を行います。
使用説明の制作関係者の方々にとっても、有効な情報収集の場になると思われます。また、13時~13時30分には、当協会の常務理事、雨宮拓が 「使用説明におけるトピックライティングの現状と今後の展望」と題して発表を行います。
開催概要
- 日時
- 平成23年11月18日(金) 10:20~16:30
- 会場
- 東洋大学白山第2キャンパス 2F201教室(LL教室)
- テーマ
- 「ドキュメント情報のモデリング・構造化、その他」
- 参加費用
- デジタルドキュメント研究会登録会員(個人会員、賛助会員、準登録(個
人)): 無料
情報処理学会学生会員を除く個人、賛助会員: 1,500円
情報処理学会学生会員: 500円
非会員: 2,500円
プログラム (発表25分+質疑応答10分)
<開会の挨拶>
10:20~10:30
<セッション1>
10:30~11:00(1)「日本語連用形表現の書き換え規則とその評価」
○佐野 洋(東京外国語大学 大学院総合国際学研究院)、桑野裕康(パナソニック)
11:00~11:30
(2)「電子文書中に埋め込まれたフォントの描画プログラムによる特定手法の 考察」
○鈴木俊哉(広島大学 情報メディア教育研究センタ)
11:30~12:00
(3)「ERPシステムに基づく小規模事業向け文書管理モデルの検討」
○蘇我貴俊(職業大)、大野邦夫(安土)
― 休憩 ―
<セッション2>
13:00~13:30(4)「使用説明におけるトピックライティングの現状と今後の展望」
○雨宮拓(テクニカルコミュニケーター協会 常務理事)
13:30~14:00
(5)「DITAを用いた計装制御システム向けインストラクションマニュアル制作 改革事例」
○針ヶ谷佳史、福山真一(横河電機)
14:00~14:30
(6)「教材活用・共有のためのDITAとCMS利用の一考察」
○高橋慈子(ハーティネス)、関根哲也(インフォパース)、中野賢(ネクスト ソリューション)、大場みち子、山口琢(はこだて未来大学)
14:30~15:00
(7)「DITA2EPUBによる電子テクニカルドキュメント制作の意義と可能性」
○加藤哲義(アートダーウィン)、依田俊明(イデア・インスティチュート)
― 休憩 ―
<セッション3>
15:15~16:05(8)基調講演 「電子書籍 フォーマットEPUB: 日本語化ではなく国際化、提 案ではなく主導」
○村田真(国際大学GLOCOMフェロー)
16:05~16:30
(9)「要求する言葉と実現する方法についての一考察」
○小林龍生(スコレックス)
16:30~17:30
パネル「電子書籍とWebでの日本語処理(仮題)」
モデレータ 小林龍生(スコレックス)
パネリスト 石井宏治(グルーソフトウェア), 小林敏(フリーランス編集 者), 村田真(国際大学GLOCOMフェロー)
<閉会の挨拶>
問い合わせ先
デジタルドキュメント研究会 幹事 株式会社ハーティネス 高橋慈子
E-mail: shigeko@heartiness.co.jp
デジタルドキュメント研究会については、こちらからどうぞ。