10月7日、8日の2日間にわたり、京都テルサにおいて開催されたTCシンポジウム2010【京都開催】は、360名の参加者を集め、関西では初 の2日間にわたる開催 を活発な議論のうちに終了しました。
「情報ライブ感!~聞いて考え、語ってつなぐ~」をメインテーマに、8本のパネルディスカッション、6本の事例・研究発表、5本の商品紹介発表、 4本の特別 セッションと、多彩なプログラムが展開され、会場は参加者の熱気にあふれていました。8日午前中の久保雅義氏(京都工芸繊維大学大学院 教授)と小山薫堂氏 (放送作家、脚本家)による基調講演は、お二人の豊かな経験と知見から、明日のトリセツの姿を見いだすためのヒントに満ちたも のでした。また、サービスマニュアルや工業製品の使用説明をテーマに関西独自企画として実現したパネルディスカッションも、高い関心を集めていま した。
海外からは、tekom(ドイツTC協会)の代表者がパネルディスカッションと協会発表の2つのセッションに登壇し、欧州における最新のTC技術動向を発表しまし た。今年で12回目となるTCシンポジウムの関西開催が、内容面でも国際色の面でも、ますます発展していくことを予感させる2日間となりました。