去る8月25日、26日の2日間にわたり工学院大学(新宿)で開催された、テクニカルコミュニケーションシンポジウム2009(TCシンポジウム2009)【東京開催】は、1,040名の参加者を集め、取扱情報制作の新たなトレンドに焦点を当てた活発な議論のうちに幕を閉じました。
適切な取扱情報の提供により、製品やサービスの利用者に「買ってよかった!」、「使ってよかった!」をもたらし、提供する側に「作ってよかった!」をもたらすための、様々な取り組みや提案が発表されました。多くの参加者を交えた活発な議論の中から、今後1年間のトレンドが次の方向に向かうことが確認できました。
・制作基盤の刷新
・ワークフローの変革
・さらなる効率向上の実現
昨年に引き続き、欧州からはドイツTC協会(tekom)の公式訪問団2名をはじめ10名近くの参加があり、韓国からも20名近くの参加者を迎え、グローバルなTCビジネスを実感できるイベントとなりました。
25日、シンポジウム会場において受賞作品が発表された日本マニュアルコンテスト2009では、本田技研工業株式会社のOdysseyオーナーズマニュアルがマニュアル・オブ・ザ・イヤーに選出されました。
来る10月9日(金)には、京都テルサにおいて、TCシンポジウム【京都開催】が行われます。多くの皆さんの参加をお待ちしています。