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TC技術検定

TC技術検定の現在(2016年11月1日更新)

TC技術検定は、1998年にスタートしてから10年を経て2009年に枠組みの見直しを行いました。そして、2010年から新しい枠組みで実施し、順次新しい試験に移行しています。

現在実施中の試験

※1級試験は、現在、資格内容、取得条件、試験形式などの制度設計中。

2010年に実施した枠組みの見直しの背景

ネットワーク社会の進展とテクノロジーの進歩を背景として、使用情報の作成に係わる技術も近年大きく変貌しつつあります。その変化は、具体的には次の3つの側面で進行しています。

●メディアの変化

従来は印刷媒体が中心でしたが、Webサイトを通した配信や製品と一体化した組込型使用情報など、多様化が進んでいます。

●コンテンツの変化

操作手順を中心とした説明から、製品・サービスの活用を促進する情報や、事故・トラブルを未然に防ぐための情報などの提供が重視されるようになっています。

●制作者に求められるスキルの変化

ライティング技術やDTPツールを使いこなすスキルに加え、画面に表示して効率的なコミュニケーションを実現する技術、複数のメディアを使い分け効果的な伝達を実現するための幅広い企画力やプロデュース能力などが求められています

各試験の位置付け

難易度(等級)および対象スキル(媒体・業務)から見た各試験の位置付けは、下図の通りです。



各試験の特徴

●TC技術検定 3級テクニカルライティング試験[TW]  basic Technical Writing

日本語の表記、文法、用字・用語を含む日本語スタイルガイドやライティング技術の理解度および到達度を問う試験です。加えて、ライティング技術を深めるために必要なテクニカルライティング技術の要点(情報理解と文脈の組み立て、推敲とリライト、読み手を考えたライティング技術)、テクニカルコミュニケーション技術の基礎(表現設計、文書の構造化、ライティングツール、コンプライアンスなど)が試験範囲に含まれます。
使用説明などの制作実務の経験を持たなくても受験することができ、学科試験だけで行われます。出題形式は、多岐選択問題や総合的な知識を問う穴埋め問題などです。この試験の合格者は、2級試験(DR、MP)を受験することができます。

●TC技術検定 2級 使用情報制作ディレクション試験[DR]  Direction of producing instructions

2006年に全面改訂された『マニュアル制作ディレクション分野ガイドブック』を土台とし、新しい使用説明の制作実務に基づき、印刷媒体および画面表示の制作ディレクション業務に必要な知識およびスキルの水準を認定する試験です。使用説明の制作工程のうち、企画・設計や構成・表現設計などの上流工程、および制作基盤の整備や運用管理に必要な知識についても含まれます。
3年以上のディレクション実務経験を目安としています。受験するには、前提資格*が必要となります。出題形式は従来と同じく、知識を問う多岐選択式の学科問題と、総合的なスキルを問う実技問題(多岐選択式や記述問題)です。
※「使用説明」は「使用情報」と呼ぶことにします。2016年夏の試験から「2級 使用情報制作ディレクション試験[DR]にかわりました。

●TC技術検定 2級 使用情報制作実務試験[MP]  professional Manual Production

従来のTW上級試験を土台とし、印刷媒体と画面表示の使用説明を理解し、印刷媒体の使用説明制作を中心に、表現設計から執筆、作図、デリバリーにいたるまでの各工程の業務遂行に必要な知識およびスキルの水準を認定する試験です。各制作工程のほか、複数の工程に係わる品質管理、カラー表現、翻訳・多言語展開、画面表示への展開などの知識と技能、制作ツール、コンプライアンス、社会的配慮、規格と標準化、認知科学などの分野に関する知識についても含まれます。
3年以上のライティングなどの実務経験を目安としています。受験するには、前提資格*が必要となります。出題形式は従来と同じく、知識を問う多岐選択式の学科問題と、総合的なスキルを問う実技問題(多岐選択式や記述問題)です。
※「使用説明」は「使用情報」と呼ぶことにします。2017年冬の試験から「2級 使用情報制作実務試験[MP]にかわります。

●TC技術検定1級

※現在、資格内容、取得条件、試験形式など制度の設計中です。
【参考】
前提資格として、2級試験[DR][MP]の合格者を対象とする予定です。使用説 明の制作またはディレクション業務における10年程度の実 務経験を目安とし て、社会変化に応じて、世界標準の多様なメディアで効果的な情報伝達を実現す るための知識や実務経験を問う試験となる予定です。

受験の前提資格*

2級[DR]、2級[MP]試験の受験には、前提資格が必要です。

旧資格についての扱い

2004~2009年実施の「TW初級」と2004年まで実施の「TW3級」の合格者は、「3級[TW]」合格者と同じとみなします。ただし、2級試験([DR]、[MP])の受験の前提資格としては、2013年に実施の試験まで有効とします。
2004~2009年実施の「TW上級」と2004年まで実施の「TW2級」の合格者は、「2級[MP]」合格者と同じとみなします。ただし、2級試験([DR]、[MP])の受験の前提資格としては、2014年に実施の試験まで有効とします。